「雰囲気美人」という言葉がある。
よく見ると美人ではないのに、雰囲気に騙されてる。
令和の日韓対立も同じだ。
嫌韓ネトウヨさんと、反安倍パヨクさんは、意見は対立してるが、現状認識は同じ。
安倍ちゃんがオフホワイト発動。これは日本による韓国への経済制裁。
「安倍ちゃん正しい!国交断絶!」
これが、嫌韓ネトウヨ。
安倍ちゃんがオフホワイト発動。これは日本による韓国への経済制裁。
「安倍ちゃん辞めろ!日韓友好!」
これが、反安倍パヨク、と韓国国民。
それが良いことか?悪いことか?は対立してるが、
オフホワイトが「日本による韓国への経済制裁だ」と認識してるのは、まったく同意見なのだ。
でも、そうか???
冷静に考えてみよう。7月のオフホワイト以降、
1日でも、韓国の半導体生産が停滞しましたか?
1時間でも、韓国の工場のラインがストップしましたか?
日本の戦略的輸出品の値段が上がりましたか?
もちろん、安倍ちゃんのオフホワイトが、韓国経済に何の影響もなかった、わけではない。
特に韓国の株価や為替には少なくない影響が出た。
しかし、韓国の製造業は普通に動いているのだ。
【第1のカン違い】。
安倍ちゃんのオフホワイトは、「雰囲気」だけで、リアルな制裁はほとんどやって無いのである。
しかし、韓国の製造業は普通に動いているのに、韓国人も「雰囲気」に呑み込まれて、ボイコットジャパン、日本製品の不買運動を始めた。
実際は、安倍ちゃんの輸出制限ではなく、韓国人の不買運動の方が、はるかに現実経済を直撃している。
嫌韓ネトウヨも、反安倍パヨクも、賛否は正反対でも、
オフホワイトで「日本が韓国を殴ってる」と思ってるが、
しかし現実は、
ボイコットジャパンで「韓国が日本を殴ってる」のである。
そして、ここでさらに【第2のカン違い】が発生する。
反日韓国人さんは、不買運動で被害を受けるのは、日本の輸出産業、日本の観光地、だと思っている。
もちろん日本の輸出産業も日本の観光地も被害を受けているが、同時に、韓国の小売業と韓国の旅行会社と航空会社もシャレにならない被害を受けているのである。
反日韓国人さんも、嫌韓ネトウヨさんも、不愉快だろうが(笑)、経済はWIN-WINなので、韓国が損害を受けるような行為をやると、同時に、日本も損害を受けるようにできている。逆もまた同じ。日本企業の被害は、韓国企業の被害につながる。
日本の安倍ちゃんが韓国経済を殴ってる、のではなく、
韓国の民間が「日本と韓国の商売人」を殴ってる、のだ。
で、この安倍ちゃんの「雰囲気オフホワイト」は良いことなのか?悪いことか?
ここでまた、【第3のカン違い】だ。
日本の国益の観点から言えば、現時点では「こんな、ヌルイ制裁ならば、やらない方がマシだった」だろう。
日本が韓国を制裁するのならば「日本には勝てない」「敵対するのはやめよう」と韓国人の反日戦意を喪失させなければ意味がない。
オフホワイトをやるのならば、本当に輸出を止めて、本当に半導体ラインを、1日でも、1時間でも、ストップさせないと意味が無いのだ。
しかし、現状は「日本が経済制裁してるようだけど、あんまり大したことないな」「日本は口だけで弱い国」「ウリナラマンセー」と、韓国人やる気満々、単なる逆効果である。
「雰囲気」だけなら、やらない方がマシ。
やるのならば、ホンキで韓国半導体工場をストップさせないとダメなのだ。
竹島と尖閣、日本の実効支配示す資料新たに公表 政府
(朝日新聞デジタル - 09月10日 19:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5783331
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