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2019年12月16日21:18

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今年のご報告(私的な音楽10大ニュース)

 今年の私は、音楽鑑賞だけが特に充実した1年でした。他に大きな報告はありません。以下、ざっと10大ニュースを記載します。
1.クルレンツィス来日公演
 2月、これは衝撃でした。「クルレンツィス来る」という日記を書きました。

2.ブルックナーの実演
 今年は、コンサートで、ブルックナーの交響曲を聴く機会が多かった(5番・7番〜9番)です。若いころはマーラー派でしたが、ブルックナーもよいと思うようになりました。来年は珍しい2番・3番・6番あたりを聴く予定です。

 副次的な効果として、ネルソンス(5番)、ティーレマン(8番)という最近の実力者を初めて聴くことができました。特にティーレマンは、長年避けてきたので、それが解消されたのはよかったです。

3.マリス・ヤンソンス死去
 つぶやきに書いたとおり、11月30日、名指揮者ヤンソンスさんが76歳で亡くなりました。現役トップクラスにあり、急に衰弱したので驚きが大きかったです。
 ロイヤル・コンセルトヘボウの来日公演で4回くらい聴いており、また、若いころからCDで親しみました。
 重複録音が多かったのであまり買っていなかったバイエルン放送響との録音を相当数買い足しました。彼の特質を言えば、どの曲も強弱、テンポ、音の艶が絶妙のバランス、高水準で、迫力があるのに乱雑にならないことにあると思います。

4.ピアノ三重奏の魅力を知る
 3月に、徳永二男さん、小林五月さんらの生演奏を聴いて、ピアノ、ヴァイオリン、チェロの三重奏曲の魅力にはまり、三重奏のCDをよく買いました。

5.ヴォーン・ウィリアムズの全交響曲を楽しむ
 春以降、英国の作曲家RVWの全交響曲をじっくり楽しみました。なかなかコンサートで聴く機会はありませんが、ここ数年、ブリテン、エルガー、ディーリアスと英国の作曲家を少しずつ広げていっています。

6.初めてゴルトベルク変奏曲の実演を聴く
 10月、曽根麻矢子さんのチェンバロで、初めてゴルトベルク変奏曲の実演を聴きました。
 他に、この曲の分析本を出版している塚谷水無子さんがパイプオルガンで演奏したCD、ベアトリーチェ・ラナさんがピアノで演奏したCD、グレン・グールドの新旧CDなどを楽しみました。

7.オペラ「ファウスト」を観る
 9月の英国ロイヤル・オペラ来日公演では、グノーの「ファウスト」、ヴェルディの「オテロ」を観て、それぞれの理解を深めました。特に初めて見た「ファウスト」は、欧米では人気演目ですが、日本で高水準の実演に接することは少ないので、よかったです。
 オペラの演目では、この他、「トロヴァトーレ」「トゥーランドット」、パヴァロッティのオペラCDを買い集めました。
 歌手では、ジェシー・ノーマンさんの訃報が大きく報じられ、久々にCDを取り出し偲びました。

8.マーラーを聴きに札幌PMFへ
 7月は、エッシェンバッハがPMFに来演し、マーラーの「千人の交響曲」を指揮するというので、札幌まで聴きにいきました。来年1月にはN響に客演し、マーラー2番「復活」、ブラームスのピアノ四重奏曲管弦版などを指揮します。

9.コンサートで初めて聴いた曲
 実演で聴いてみたかった大曲を初めて聴くことができました。
 テミルカーノフ指揮・読響 ショスタコーヴィチ交響曲第13番「バビ・ヤール」
 ビシュコフ指揮・チェコフィル スメタナ「わが祖国」

10.富ヶ谷・ハクジュ・ホール初体験
 8月に渋谷区・富ヶ谷にあるハクジュ・ホールという小ホールで、秋田勇魚さんのギターソロ、坂入健司郎さん荘村清志さん川崎室内管のコンサートを聴きました。

 クラシック以外のジャンルを足すと、
○ U2、13年ぶりの来日公演
○ スティング公演を1列目で堪能
○ 再びのラッドウィンプス、少しサカナクション
○ 才人・田島貴男(オリジナルラブ)の公演を2回楽しむ
○ 大橋祐子さん、UkoSaxyさんなどのジャズ生演奏を聴く
○ ミュージカル鑑賞多め
○ プログレ・ヘビーメタルというジャンルを初めて聴きました。
○ 英訳詞集が発売された井上陽水さんの曲を多数聴き直しました。
〇 人知れず発売された佐野元春さんのCDを2枚購入。
 皆様の1年はいかがでしたか。まだ早いですが、よいお年を。
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