県境越え買い物の車に「たまご」投げて捨て台詞＿＿＿こんなのが警察かいアホ！

　タイトルは過激ですが、内容は良識ある書き方したつもりです。
　本心は、タイトルの通りですが、私はタマゴ投げません。

　鹿児島県出水（いずみ）市、隣接する熊本県水俣市で、越境して
近いスーパーにきた県外ナンバーの車に
「自分の県で買い物しろ」とタマゴを投げつける事案が確認。

　こいつは、何を思いあがってるんでしょうね。
　もういいかげん「自粛警察」とか「正義」とか、自分が正しいみたい
なのは、やめてもらいたい。
　あなたが投げたそのタマゴ１個が食べれないor買えないかもしれなくて、
生活不安に怯える人のこと、考えたことありますか？

　貴重な食べ物を、攻撃の武器に使うなんて””最低、最悪””

　「パチンコがしたいから、隣接県の開店してるところへ車で行く」
とかと、同じように扱ってませんか？

　今回の事案は、両県知事がメッセージを出して、今後の行動を慎む
ように発信してますが。
　少し前の岡山県知事のように「県外から来た車に後悔してもらう」
などと、良識のない人もいたりします。


　極論ですが、都道府県境って、個々の場所で地域の実情に合わせた
はずといっても、テレコになるような場所もたくさんあるはず。
　でもそこに長年住む方は、「より便利で、低コストで、安全に」行
ける、日用品購入店舗へ行くはず。
　
　自分の所属する市の市役所まで、山越えして３５分。タクシー
2,500円以上。バス便1時間に1本。
　隣接県の市役所近くのスーパーまで、山越え無し15分。タクシー
1,500円。バス便1時間4本以上。
　この事実があっても、あなたは隣接県のスーパーでなく、自分の市
役所の近くに買い物に行きますか？

　そのスーパーに玉子を買いにきたかもしれないクルマに、タマゴで
攻撃するようなやから、絶対許さず。
　

　「そんなお前は、何偉そうに言うてんねん」
　はい、そうとれますね。でもこと食べ物を武器にする人には、偉そ
うに言います。
　約70年前の太平洋戦争　戦後は、祖母や父母からしかきいてません。
でも25年前の阪神大震災は、生後5か月の長女を含めて、必死で飲食物
を確保して、自分の家族を守って、生活再建してきました。
　玉子1個はおろか、米粒１粒たりとも無駄にはしません。

　そして４年前からは、日々３０組以上のお客様に対峙し、可能な
範囲で（コロナ以外も含めて）できる範囲でフォローしてきました。
乳幼児を抱えたご両親から、１００歳オーバーの高齢者の方々まで。

　だからこそ、繰り返し強く言います。
　「県外ナンバーの車がスーパーにとまっていても、玉子などを投げ
　つけて暴言を吐かないでください。」
　私はあなたに、決して食品を投げて反撃したりしません。
　ただ。。。

　もし近日中に、あなたの町が「震度７の地震」にみまわれるかもしれ
ません。「巨大台風の風水害」にみまわれるかもしれません。
　そのとき、隣接県の避難所が「最も安全確実で近い」ときにそこへ行
き、車をとめたときに、タマゴを投げつけられて「来るな」と暴言を
吐かれて追い出されたら、どのように感じますか。

　良識ある成人なら、何をしなければならないか、きっとわかるはずです。

　以上です。