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2020年06月01日22:02

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【映画】5月 後半

5月13日「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」19年 脚本 高橋悠也 監督 杉原輝昭
 ゼロワン誕生話なんだけど、ジオウが絡むとあちらのお約束ごとが多くて、据わりが悪い感じになるんだよなぁ。

5月14日「悲しみは星影と共に」65年 脚色エディス・ブリュック チェザーレ・ザバッティーニ イェジー・ステファン・スタウィニュスキー 脚色監督ネロ・リージ
 イタリア映画。原作は、エディス・ブリュックの自伝的小説「街へ行く」。第二次大戦中のユーゴスラビアの田舎を舞台に、ユダヤ人の姉弟を襲う悲劇を描いています。弟は白内障で目が見えず、最後は、姉に「街へ行って目の手術をしたら何でも見えるようになるから」と言われながら、2人でユダヤ人の収容列車に揺られるところで終わる、なんとも切ない映画でした。

5月17日「魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO」20年 脚本 荒川稔久 下亜友美 監督 山口恭平
 新型コロナウィルスの関係で撮影がストップしているため、ソフト化もしていない劇場版を放映。テレビ放映に先駆けて、1話の前日譚。これまでも1話で全員が揃わないことはあったけれど、レッド不在の状態で1話には出来なかったのでしょう。劇場版がなければ後に回想シーンで使用する予定だったと言いますが、それだと、1話が唐突過ぎる気もします。劇場に足を運ばなくても、ある程度情報が流れますからねぇ。「Vガンダム」の1〜4話の構成を思い出しました。

5月18日「彼女を見れば分かること」00年 脚本監督ロドリゴ・ガルシア
 5人の女性の悩みや人生の転機を描いたオムニバス映画。5話で構成されていますが、登場人物はそれぞれ重なっています。第2話に出てくる不倫の末に妊娠する銀行支店長の女性の部下の娘が盲目という会話があります。第4話の、死にゆく恋人を見守るレズビアンの占い師の話で、バーでピアノを弾いていた盲目の女性の話題が出てきます。で、第5話の盲目の妹との関係を通して愛を摸索する女性刑事の話の妹というのが件のピアノ弾き。彼女は、銀行マンの盲目の娘の家庭教師をし、そして父親の銀行マンの恋人になりますが、結局捨てられます。障害があるからどうこうという展開ではなく、妹の方が姉よりも奔放に恋に生きているのが印象的でした。

5月23日「さくや 妖怪伝」(再)00年 脚本 光益公映 監督 原口智
 ブラタモリで富士山の宝永火口が出てきたので、宝永の噴火を題材にした「さくや」を久しぶりに引っ張り出しました。アナログ特撮の魅力いっぱいの楽しい作品。松坂慶子が初めて巨大化した作品でもあります(その後「GARO」でも)。

5月24日「ALMOST BLUE」00年 脚本セルジオ・ドナティ ルカ・インファンセリ 脚本監督アレックス・インファセリ
 イタリア映画。連続猟奇殺人を追う女性科学捜査官が主人公なのですが、一向に科学捜査らしきことをしません(一応プロファイリングみたいなことはしてましたが)。で、頼みの綱は、チャットを盗聴していてたまたま犯人の声を聞いた盲青年。で、彼を人混みに連れ出して声を探させるのですが、おかげで盲青年が標的に。犯人は、精神を病んでいて、自己否定の挙げ句、殺した人間の服や持ち物を身に付けてその人になりきろうとするタイプ。で、最後には、盲青年と同じになろうとして自分の目を傷つけ、動けなくなって捕まるという間抜けな落ちでした。

同日「オメテオトル≠HERO」20年 脚本 森田淳也 監督 粟津順
 文化庁の若手アニメーター育成プロジェクトあにめたまご2020の1本。世界観の説明に冒頭の長々のナレーション。学生の自主製作アニメみたいなノリでした。
同日「レベッカ」20年 脚本 福島直浩 監督 寺本 幸代
 19世紀アメリカを舞台にした、世界名作劇場の3話目か4話目にありそうな話。すごくいい出来なんだけど、これまたナレーションで設定を説明しなければいけない流れで残念。
同日「みちるレスキュー」20年 脚本 宇恩寺稚子 監督 於地紘仁
 こちらはシリーズの第1話的な作り。低学年向けのファンタジーな感じですが、元ネタは「ウルトラマン」の第1話と「オズの魔法使い」であることが明らか。こういう事業の作品ならオリジナルで勝負してほしいなぁ。

5月27日「わたしは目撃者」70年 脚本監督ダリオ・アルジェント
 イタリア・フランス合作映画。盲目の元新聞記者が、ひょんなことから事件と関わりをもち、現役記者と組んで事件の解明に向かいます。盲目の元記者の活躍は、前半と終盤近くの洞察力。中盤は現役記者が活躍という感じでした。さほど緊迫感もなく、スリラーとしては凡作かな、と。元記者の杖に刃物が仕込まれているのは、70年という年を考えると、「座頭市」の影響でしょうか?

5月28日「仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ」20年 脚本 毛利亘宏 監督 諸田敏 Vシネクスト
 「ジオウ」のスピンオフ。「ジオウ」そのものが一見さんお断りのお祭りだったのに、そのまたお祭りだから、知らない人が見たら何がなにやらです。思わせぶりに続きがありそうな終わり方をしていますが、それはないことは見ているみんなが知っているというのは、あまりよろしくないよなぁ。

5月30日「猿の惑星:聖戦記」17年 脚本マーク・ボンバック 脚本監督マット・リーヴス
 リブートシリーズの完結編。前作で猿と人間が戦争状態に入ってしまったわけだけど、人間側の嫌な面がこれでもかと見せられる映画になっちゃいました。自業自得というか、猿の惑星になってしまうのはしょうがないか。「ウォーターシップダウンのうさぎたち」っぽい感じもありました。
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