そうだね、私は病いの作曲家モーリス・ラヴェル
のボレロを思い出したよ。
彼の病との葛藤は自画像を描く過程で耳をそぎ落とした画家のフィンセント・ファン・ゴッホと同じようにすさましかった。
葛藤の中から描き出す何ものかは時として人々に物凄い感動嵐までを与える事が出来る。
でもその感動の嵐は、ときとして作曲家や画家の耳に直接には入りにくいばかりか混乱の声にもなって届いてくる。
私はこれは何だろうと思ったそして、「巫女と審神者が居る事で支え合い歩む事が出来る」のだと考えが落ち着いた。
そう良き理解者が審神者で巫女は葛藤と欲望と失意の中で神意に歩むものとして有るのだと。
◆芸術監督・野村萬斎による『MANSAIボレロ』を全編公開しました。<世田谷パブリックシアター開場20周年記念>
https://setagaya-pt.jp/news/20170612mansaibolero.html ラヴェルの傑作舞踊音楽「ボレロ」と、『三番叟』を軸とする狂言の発想と技法とが結晶し生まれた、珠玉の独舞です。
上記を聞き脳みそで描きながら書く
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