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2019年07月16日21:40

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【TRPG】『エリュシオンTRPG』の弱点

『エリュシオンTRPG』は、ファンブルでない限り、例え出目が悪くてもみんなのアシストで達成値を高めることができる。アシストとは、アウル(リソースの一つ)を1点払って[2D6+元の判定者への好意]を、判定者の達成値に加えること。『迷宮キングダム』の協調行動に似ている(そこから取ったのかもしれない)。

決戦フェイスの戦闘では、アタッカーが判定してみんなでアシストし、達成値30以上を目指すなんてのはよくある光景。まさにPCたちが一致団結して敵に挑むって感じ。

凄く強力なのだが、アシストをすると、自分の手番を消費してしまう。これがアシストをするのに二の足を踏む原因になっている。

授業での学力判定のアシストは、参加者全員に恩恵があるので、各々が学力判定をするよりも効率がいい。達成値30までいけば(あるいは、その前にスペシャル(6ゾロ)が出れば)全員成功の上、アウルが2点貰えるのだから手番消費でもぜんぜん美味しい。

が、調査判定など、個々のその他の判定ではアシストをしてしまうと、本来予定していた自分のPCの行動ができなくなってしまう。FEARゲーで言うと、シーンプレイヤーの権利がなくなってしまうに相当する。冒企ゲーは厳密にサイクル制という時間管理があり、PCの行動回数は限られている。1回少ないくらいならまだしも、3回も4回も減ると「セッションに参加している」実感がわかなくなってしまう。

システムを熟知している自分は、それと、割とアウルが潤沢だったのでそこそこアシストに回ってみた。決戦フェイズでは2ゾロ出してファンブルしてしまったこともあったが(ぁ)。

やはり誰しも、自分のPCが活躍したい、と思うだろう。アシストばかりで気が付いたら、手がかりをひとつも得ていない、デートもしてない、休憩もしてない、いつのまにか決戦フェイズに、なんてことにもなりかねない。

他のPC同士がデートしているとき、ある判定を求められ、結果、失敗。アシストすれば成功するという局面。こちらも別の女の子とデートする予定だったけど………。

「これはアレか?アウル1点払って………『んもー、見てられないよー!!!』って言って介入します(笑)」

GMする際にはなるべくまんべんなくアシストができるように心がけるが、なにせ、ダイスの神様は気まぐれだからね。

………もう、『エリュシオンTRPG』を遊ぶ機会は巡ってこないかもしれないな。あるいは自分がGMするくらいしか?
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