「インド鉄道　完乗の旅」　インド鉄道の全路線を回れるか考えてみた。

インド鉄道、完乗の旅が果たしてできるのか。実現可能性について考えてみた

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こないだ、「東南アジア全鉄道制覇の旅」という本を読みました。
この本では、タイとミャンマーの鉄道を完乗する、という旅のエッセイ本です。

完乗（かんじょう）とは、交通機関が営業する、全ての路線に乗車・搭乗する完全乗車の略語です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%8C%E4%B9%97

インドには二回程度しか行ったこと無く、途中から鉄道がキツすぎて夜行バスに切り替えた自分ですが、インド鉄道について調べてみました。
そして、完乗が果たしてどのくらい実現可能性があるものなのか考えてみました。


・インド鉄道公式本「Trains at A Glance」

日本語でググってもラチがあかないので、エンジニア的な思考。「公式ドキュメント」を読め、の法則に則って、インド鉄道公式サイトを覗いた。

すると、"Trains at A Glance"というものが引っかかった。
http://www.indianrailways.gov.in/railwayboard/view_section.jsp?lang=0&id=0,1,304,366,537

「地球の歩き方」とかにも紹介されている、いわゆる日本版「JR時刻表」である。
インドは、私鉄は９９．９％無く、原則国鉄なので、これをみれば完乗の第一歩を踏み出せたことになる、と思う。

http://www.indianrailways.gov.in/railwayboard/uploads/directorate/coaching/TAG_2016-17/IR_Map.pdf

そして、路線図をみる。インドは国境付近は外国人は許可証がないと入れなく、どの程度まで行けるか分からないが、もしやるなら、大都市同士を結んでいる路線から乗りつぶしていくのが良さそう。

インドの駅数は6909駅。ちなみに日本は9256駅(2017年7月のデータ)。

日本より少ない！　簡単じゃん！　と思いきや、インドの総延長距離数は63,974km。日本は27,182km。

単純計算で2.3倍くらいしんどい、ということが予想される・・・。

（続く）