私は中学2年で親鸞の思想に出逢い、
高校生の時に『歎異抄』(文庫版)を読みました。
卒業後に最初に読んだ「歎異抄」の解説書が
ひろさちやさんの『歎異抄の読み方』(日本実業出版社)です。
テレビの「知っているつもり」で親鸞を取り上げたとき(2時間スペシャル)、
解説者としてひろさちやさんが居て、
MCの関口宏の問いかけに、判りやすく答えていたのを覚えています。
その番組の中で、
>日本人は宗教を自動販売機だと思っている
という言葉が刺さりました。
お金を入れると、物が買える(自動販売機)
お賽銭を入れると、御利益が貰える ← これでは自動販売機と同じだと。
東大印哲出身なので宗派関係なく、多数の著書を遺しています。
『物語で読む法華経』(鈴木出版 仏教説話選書)で、
私は初めて法華経を学びました。
謹んで哀悼の意を表します(合掌)
■宗教評論家ひろさちやさん死去
(時事通信社 - 04月12日 22:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6920702
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