時間の無駄

手計算なんて時間の無駄使いをしているから、
いつまでも「３日遅れ」の報告が続くんですよね。

３０年前、私は資格試験受験校の教材開発部にいました。
名称は「システム開発室」（笑）
そこには模擬試験の成績一覧表が全国から送られてきて、
その検算と集計を手計算（つまり電卓）で行っていて、
丸一日がかりでした。
それが答練時期（５月〜７月）には、週１回あるんです。
私は簿記検定の担当と税理士の消費税法の担当の両方をしていたので、
５月最終週には、簿記検定の答練と消費税法の答練の両方が来ます。

「こんなんじゃ仕事（教材作成）ができない」と思って、
「こういうのはコンピュータだよな・・・」と、
当時パソコンオタクと言われていた後輩の講師に教えて貰って、
１週間掛かりで計算表を作成しました。
入力が１時間、間違えているときは、各校に検算を要請して、
入力を訂正して終わり。ものの３時間。
しかも他校に検算を依頼して、結果が来るまでは自分の仕事ができます。
これを積み上げたらどえらい時間数になりますよ。

実は、この表を作るまでは「ＰＣなんて俺にはムリだな」と思ってたのですが、
この後ハマりました。

　　おもひで〜ＰＣ編〜(2012年06月13日04:23)
　　　https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1851916066&owner_id=5416651

コロナ感染者の集計なんて言うものも、
報告の統一フォーマットを作って、各自治体に送って貰えば、
串刺し計算すればいいだけになりますよね。


■厚労省、コロナ感染者数を手集計＝菅首相「承知している」
(時事通信社 - 02月17日 17:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6416034