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2019年11月17日22:21

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学園祭の禁酒化と性教育

意外なタイトルを付けたようです。
「学園祭の禁酒化」と「性教育」に接点があるのか?

実は「NHKのクローズアップ現代+Web」で
「性暴力を考える」というページがあり、
そこに「どうする?こどもへの性教育」と題するページがあります。

https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0006/topic029.html

ここに登場しているのが、特別支援学校を休職して大学院で学んでいる私の友人です。

ここで、門下さんは、「包括的性教育が必要」と言っています。
門下さんの性教育に関する実践報告を聞く機会がありました。
特別支援学校での実践例でしたが、十分に普通校でも可能な内容で、
普通校でこそ必要な内容でした。

今は「寝た子を起こすな」とか、「中高生にSEXはまだ早いから」とか言う大人が、
きちんとした性教育を行おうとしません。
きちんとした性教育を行わずに、性に対する関心だけが高くなるので、
それが性暴力被害に繋がると思います。

さて、学園祭の禁酒化です。
「アルハラ」等の事件が起きそうだから、禁止する・・・これでいいのでしょうか。

性教育との接点はそこにあります。
どちらも「きちんとした教育」をしないと、その後困ることになります。
昔は大学生は「大人」で、飲酒も喫煙もOK(という風潮)でした。
その場には「飲み方を知っている先輩」「飲ませ方を知っている先輩」がいて、
限度を超えるような飲み方、飲ませ方はしませんでした。
そんなことをするのは、体育会系の部活くらいでした。
そんな中で「自分の限度」を知り、あるいは「受け付けない」ことを知り、
そして就職したのです。
性教育は公教育の場で行えますが、酒との付き合い方は公教育の場では難しく、
やはり「学園祭」などの私的な場で行われるべきでしょう。

これを禁止してしまう・・・私はこのような発想を「除菌文化」と名付けています。
学園祭を禁酒にする。性的な書籍を「有害図書」として青少年が目にしないようにする。
除菌ティッシュなどを使う・・・・
「無菌室にいれば、病気にならない」という発想です。
でも、一歩外に出れば、感染症に罹患する危険性が高まります。
私は子供の頃、雑菌にまみれていました。まぁ私の年代はだいたいそうですが・・・
タタミの上にご飯をこぼしたら、「もったいないから食え」と言われて育ちました。
そのような育ち方をしたので、花粉症などのアレルギーはありません。
耳鼻科で「一応調べてみましょう」と言われて、検査したら、
どうやら「イエダニ」に対するアレルギーがあると診断されましたが、
私の部屋には「イエダニ」なんて沢山いるはずです。
1階に住んでいて、ベランダがなく、布団を干せないので、布団乾燥機を使っています。
乾燥機を使ったり、バルサンなどを使ったりしても、布団の中の「死骸」は残ります。
イエダニは死骸もアレルゲンのはずですが、症状は出てきてません。

18歳といえば選挙権があります。成人年齢になります。
飲酒と喫煙は「成年」という言葉を「20歳」と変えることで、
20歳未満は禁止を継続する方向のようですが、
私は高校卒業まで禁止すればいいと思います。
成人ですから、それなりの権利とともに責任も負うべきだと考えます。
少年法も18歳未満(ただし、高校に通っている場合は除外)の適用でいいと思っています。
そのかわり、きちんとした人権教育をすべきです。

性暴力も、アルハラも、パワハラも、すべて人権問題です。
きちんとした教育が必要です。



大学の学園祭、広がる禁酒化
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5867462
元記事→https://mainichi.jp/articles/20191117/k00/00m/040/042000c

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