mixiユーザー(id:5416651)

2019年11月04日22:15

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緊急放流という事態を考える必要

巨大なダムを建てて、その巨大な箱を超える雨が降ったら、
緊急放流は多大な損害を出すことになります。

ダムより堤防の方が、国と自治体が協力しやすいでしょう。
村が一つ消えるようなダムを作って、住民を排除するなんてことをしなくて済みます。

堤防も万全ではないということが、今回の災害で明らかになりました。
「水の力」を侮ってはいけません。発電所ができるくらいの力を持っているわけです。
川の湾曲部では、かなりの水圧がかかります。
この記事を読むと、それに耐えうる技術もあるようですが、
それより効果があったのが「首都圏外郭放水路」でした。
4つの河川にまたがる5つの貯留施設と放水路です。
国道16号に沿うように、春日部市の北部を通っています。
今回の豪雨ではフル稼働したらしいですが、
そのお陰で、春日部市は大水害を逃れることができました。

下流に行くにしたがって、いくつもの河川が合流するので、
合流点で氾濫しやすいのですが、
そこに「バイパス」を作って、バイパス上に貯留施設を作る方が、
投資効果があるのではないかと思います。
(もちろんバイパス自体も貯留の役割を持ちます)

昔住んでいた高田馬場は、今回の豪雨なら、確実に神田川が氾濫していた所ですが、
神田川と妙正寺川の合流点(小滝橋付近=氾濫危険箇所)から分水路を作り、
分水路上に貯留施設を作ったので、今回は氾濫しなかったようです。
この分水路は、結局は江戸川橋付近で神田川に合流するのですが、
途中に貯留施設があるので、助かったのでしょう。
神田川では、そのほかに杉並(環七付近)にも貯留施設を作っています。



■「国は住民の命よりダムを優先した」 本当は恐ろしいダム称賛論
(AERA dot. - 11月04日 10:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5851186
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