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2019年11月01日19:59

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仏天の御計らい

法然上人は「念仏しやすいように生きろ」といっています。
家族がいたら念仏できないなら独身を通せば良い
独身だと念仏ができないなら結婚すれば良い
念仏の妨げになるものは捨てろ・・・と。

親鸞はその延長線上で
「念仏ができなくなった土地は去れ」と言っています。
その後の言葉がまた凄い
「念仏が広まるか廃れるか(も含めて)、仏天の御計らいである」

14歳で「悪人正機」が授業で出てきてから、親鸞の思想にはまっていましたが、
これを読んだときは25歳くらいだったかな?
「この思想は本物だ」と感動しました。
日蓮宗みたいに「法華経でなければ国が滅びる」なんてことは言いません。
この前うちに来た顕正会の人間は「御本尊である日蓮大聖人」と言ってましたが、間違いです。
日蓮は宗祖であるかもしれませんが、御本尊ではありません。
日蓮は「法華経の行者」と自分のことを言っています。
とすると、御本尊は釋迦牟尼佛でしょう。

なんで、またこんなことを言い出したのかというと、最近の自分です。
10月16日に子供無料塾を主宰している人と飲みながら「熱く」語り、
18日には、その無料塾と子ども食堂を統括しているNPOの代表や、
無料で中学生向けの授業を動画配信している会社の社会科の先生と逢い、
新宿まで塾の人に車で送って貰う途中にも「熱く」語りあって、
その余韻も覚めやらぬ23日に、
今度は無料塾などを起ち上げたい人とスペースや資金を提供したい人の橋渡しをしている
埼玉県福祉部の課長級?次長級?の人の話しを聴き、すっかり感化され、
翌24日に幸手北公民館(幸手駅から徒歩30分)で行われた、実践報告会に顔を出し・・・

すっかり「やる気」が出てきて、自分でもしようか・・・と思っていたのです。
でも、30日夕方から体調を崩し、昨日・今日とリハビリ以外は寝てました。
明日も集会があるのですが、行けそうもありません。

これが「仏天の御計らい」でしょう。
14歳で「いつでも死ねる。だから思い切り生きてやる」と決心して、
首を斬られようが、言うべき事はきちんと言う。
パワハラなどの「傍観者」には絶対にならない。
上司だろうと請け負い元だろうと、筋は通す。
そういう生き方をしてきました。
でも自分で塾を起ち上げようとすると、継続性が必要ですから、
「いつでも死ねる」という心境からは遠くなるわけです。

そこで、熱くなった私の頭に、仏様が冷や水を掛けてくれたのだと思います。
仏天の御計らいは、実に微妙(みみょう)です。


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