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2019年09月16日03:28

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記憶にございません!/中秋名月/授産学園市民天体観望会/川崎天文同好会9月例会

13日(金)


新宿ピカデリーで映画「記憶にございません!」を観た。

記憶を失った国民から嫌われている首相の物語というのが面白そうだし、好きな俳優二人、小池栄子と佐藤浩市が出ているし、三谷幸喜監督作品なので面白いに違いないと思って観に行ったが、期待に違わず非常に面白かった。主演の中井貴一、前記の二人、その他草刈正雄、吉田羊、木村佳乃、斉藤由貴、寺島進等、豪華な俳優陣もみな好演だった。米大統領(木村佳乃)来日の際の通訳を演じた宮澤エマという俳優は初めて見たが、宮澤喜一元首相の孫娘だそうだ。

「記憶にございません」というのは戦後の実業界のドンで右翼の大物であった小佐野賢治が戦後最大の疑獄事件と言われたロッキード事件の関係者として証人喚問された際に連発して(実際は「(そのような)記憶はございません」だったのだが)、当時流行語になった言葉だということを若い人は知らないだろう。この映画では個性派俳優の梶原善が小佐野賢治そっくりなヘアスタイルで、役柄も首相の幼なじみの建設業者で役名も小佐野を連想させる小野田始で登場しているのには笑った。また、草刈正雄演じる政界のドンである官房長官の役名の鶴丸大吾はやはり政界のドンと言われた金丸信をもじったものだろう。

途中の中どんでん返しと最後のほうの大どんでん返しが、途中から予想できてしまうこと、ラストシーンが少々ありきたりなところが難点と言えば難点だったが、理屈抜きで楽しめる秀作と言っていいだろう。


映画鑑賞から帰って、今度は今度は中秋名月を愛でようと魚沼に行った。空気清涼な快晴に恵まれ、月は無論、月光に照らされた黄金色の棚田とその向こうの山なみが非常に美しかった。



14日(土)


川崎市の障碍者福祉施設の授産学園主催、川崎市民天文同好会協力で同学園で年4回行われている市民天体観望会にスタッフの一人として参加した。お客さんは家族連れを中心に約130名、好天に恵まれ、シーイングも良好で、月、木星、土星を十分に楽しんでもらうことができた。



15日(日)


川崎市幸市民館で行われた川崎天文同好会9月例会に出席した。毎月のことながら内容豊富で楽しい例会だった。


川崎から帰って、また新宿ピカデリーに行ってまた「記憶にございません!」を観て、25時近くに帰宅した。
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