ラグビー日本代表、お疲れ様でした

　ラグビーW杯日本大会で初の8強入りを果たした日本代表が21日、都内で解散した。
　20日の準々決勝南アフリカ戦は3−26で敗れ敗退。一夜明けて総括記者会見を行い、宿舎ではフランカーのリーチ・マイケル主将（31＝東芝）が涙を流して3年間を締めくくった。日本中を歓喜に包んだ代表のバトンは新しい世代へと託され、23年フランス大会につながっていく。

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　昨日のラグビーW杯、決勝トーナメント。日本代表は南アフリカと対戦したが、３−２６と完敗した。前半は３−５と、善戦していたが、後半になって、地力の差が出始めた。それでも、最後まで攻める姿勢を崩さず、見事にやり切ったと思う。本日、記者会見を持って、今の日本代表は解散となるが、その魂は次の世代へときっと受け継がれることだろう。４年後のフランスW杯においても、今大会以上の成果を上げることを願っている。

　しかし、決勝トーナメントとなると、やはり歴戦の常連国は強い。日本の良さを消しつつ、自分たちのラグビーをしていた。ペナルティキックでジワジワと差を広げていくと、日本のディフェンス陣の隙をついて、立て続けにトライ。パワーもスクラムではっきり差が見えた。日本代表も過酷な訓練で予選リーグでアイルランドやスコットランド相手に負けてなかったと思うが、南アフリカのパワーは凄かったな。終了まで目が離せなかった、これがラグビーの魅力だな。
　私もにわかファンではあるが、２０年くらい昔、日本代表がニュージランド相手に１００点以上取られてボロ負けしたイメージがどうも抜けてなくて、４年前の南アフリカW杯でも、今回負けた南アフリカを倒す大金星を挙げながら予選通過が出来なかったので、今回もそうなると思っていた。日本代表の方々には大変失礼な考えだったな。これで、ラグビー人気が上がってくれればと思う。
　でも、ラグビーは怖いな。あんだけ、当たり続けるんだから、日本代表はもちろん南アフリカの選手も体中ボロボロだ。並の鍛え方ではどうしようもないだろうな…。

　とにかく、今回の決勝トーナメント出場(世界８強)はお見事だった。これからしばらくは、ゆっくり休んで英気を養ってもらえればと思う。