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2019年10月21日11:25

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やっぱり芝居は面白い!!!257(32)

ここ5,6年日本は壊れつつあるなあと憂いていたが、この国に限った事ではなく世界的な傾向なのかな。隣国の法相の取材に一生懸命で、自国の大臣には忖度。嘘ついてしらばっくれてれば、無罪放免。さすがに報道の自由度60何位の面目躍如ってか。小学校教師の同僚イジメだとよ。もう怒る気にもなれない。それでも諦めず怒っている演劇人。
横浜の重鎮濱田重行率いる劇団よこはま壱座。前回のテーマは原発、そして今回は徴用工問題。土曜日横浜KAAT大ホールにて「パーマ屋スミレ」作 鄭義信
強制連行で九州の炭鉱にやってきた朝鮮人の哀しく切なく、それでも強く生き抜いていく物語。
38度線の南北の国境。玄界灘を隔てた日本と大陸の国境。虐げられた人々の叫び。哀しい話なのに暖かく可笑しく演じる、この劇団の力強さを改めて思い知る。大満足の二時間強でした。
こうした芝居、小説、水木しげるの漫画。徴用工も慰安婦も存在したのですな。それを無かった事にするのは、いくら何でも無茶だと僕は思うのですよ。川崎駅前のビラ配り老紳士の言い分は、そんな歴史を子供に教えるなって事なんだが。今でも世界から、日本は正しい歴史に向き合わないと思われているのに、本当に何考えているんだ。新渡戸稲造が日本人は宗教を持たないけど、武士道が精神のバックボーンにあるって言っていたが、今の日本を見てどう思うだろう。政治家も官僚も経済人も、平気で嘘を並べる。この馬鹿げた風潮がどんどんこの国に、まん延しているようで不安だ。

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