ラーイ・ババドゥル・ヨーゲーシュ・チャンドラ・ゴーシュの家の娘たちは、マーを定期的に訪ねていました。プラフラの妻である、ヨーゲーシュ・チャンドラの三番目の子は、マーをたいそう愛しており、よくこう言っていたものです。
「毎日、シャハバグの義理の娘(マーのこと)に会いに庭園へ行きました。午後三時と四時の間の時間を、わたしは心待ちにしていました。わたしの義母はよくこう言っておりました。
『家で信仰を実践できないのかい? 毎日、何がおまえをそこへ引き付けているんだい?』
わたしは信仰のためにシャハバグへ行っていたわけではありませんでした。しかし、一日でも義理の娘に会えないと非常に落ち着きがなくなり、彼女のもとへ行きたくてウズウズするようになっていました。わたしは『そのシャハバグの義理の娘』を除いて何も考えることができなかったのです。」
わたしもまた、その「義理の娘」に非常に惹きつけられていました。この種のマーの強烈な魅力について、わたしはいくつかの例を発見しました。
当時、まだそんなに多くの人々がマーを訪ねてはいませんでした。ジョーティシュ・チャンドラ・ラーイ(ベンガルにおける農業の重役の個人秘書相当)が数か月前にマーのもとを訪ねて来たそうです。その後、彼はあまり自分自身では来ずに、自分のもとで働く従業員をよこして、マーの状況を尋ねていたのでした。
のちにわたしは、彼が長いヴェールで覆われたマーの頭を見たとき、「この人はマーであると思って来ていたが、大きなヴェールを身に着けた母なる神ではないか! これはどう見ても、まだわれわれが来るべき時ではない!」と考えたと聞きました。そのように考えて彼は自分でマーのもとへは行かず、ほかの者を送ってマーの情報を得ていたのでした。
ジョーティシュ・ダーダーは何か行動をする前にたくさん思いを巡らす人でした。このときも彼はじっくりと考えた上で、マーと距離を取っていたのです。
わたしは次第にマーとより多くの時間を共にし始めました。マーは何度も過去の出来事をお話になられ、わたしはうっとりとそれに耳を傾けたものです。わたしはそのような話を今まで聞いたことがありませんでした。わたしはゆっくりとシャハバグの家族の一員のようになっていったのでした。
新しい人が来るようになりましたが、マーはヴェールで頭を覆ったままおいでになり、ボーラーナートの指示でなら、誰の近くにでもおかけになりました。彼女は必要に応じて、またボーラーナートの指示のみに従って、二言三言、口に出されました。紳士たちがいなくなってから、時折マーは座って大喜びでわたしたちにお話しになりました。しかしときどき彼女の舌は完全にこわばり、話すことができなくなるのでした。
マーはまたご自身のさまざまな状態について、たくさんわたしにお話になりました。マーの話をしきりに聞きたがり、常に近くにいるわたしのような仲間がこれまでいなかったので、彼女は心を開き、多くのことを嬉しそうにお話しになられたものです。わたしはあっという間に魅了されてしまいました。毎日ほんの少し家に帰って、それからまたマーのもとへ戻るのでした。
マーはご自身の(葉っぱの)お皿から食べ残しを誰かに与えることは決してありませんでしたし、ご自身の足の塵を他者に取らせることもありませんでした。――皆は距離を取って地面にひれ伏し、マーは手を組んで会釈なさいました。もし誰かがマーの御足に触れ、彼女に礼拝するなら、彼女はただちにお返しに彼の足に触れて礼拝されたでしょう。したがって、誰もあえて彼女の御足に触れませんでした。
食事が調理されるとすぐに、マーとボーラーナートは屋内に行って神へ食物を捧げたのでした。それから皆でプラサードをお受けしたのです。マーはボーラーナートの葉皿の上にご自分の食事をのせました。わたしたちが初めてマーのもとを訪れたとき、マーは月曜日と木曜日に三口分の食事を召し上がっていました。週のほかの五日は、茹でたご飯の米粒を九粒口にされ、それ以外は何も召し上がりませんでした。しかし、マーはたくさんの仕事をこなされたのでした。できる限り、マーはボーラーナートへの奉仕を怠らずに行ないました。わたしはあれほど断固とした夫への献身を、ほかに目にしたことがありませんでした。マーは子供のように夫に従いました。――決して夫に意見することはなかったのです。
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