今日で今年の仕事が終わった。女将さんのお店も、今年は今日が最後の日。でも、多分常連さんは誰も来ない。みんな、もう既に帰省したみたいだ。そう言えば、去年の最後の営業日も女将さんと二人きりで過ごしたっけな。「ただいま。」「あ、あなた、今年一年お
もう数時間すると、仕事も終わる。お待ちかね、クリスマスイブの夜である。これは内緒の話だけれど、普通のカップルがクリスマスイブの夜にするような濃厚なイベントを、僕たち夫婦は朝済ませてしまった。まぁ、そう言う気分だったんだもの、しょうがない。だ
戦車の中で眠る 声の無い人達避暑地の砂に座り 身を焦がす人達暑い国も 凍える国も血を流す民も それぞれの神を忘れて 祝えよ X'mas timeひとりひとりが 愛となれよ教会で誓いあった 愛の無い友達墓石の下で眠る 罪の無い友達強い者よ 懺悔する人よ
明日はクリスマスイブだ。道理で寒い訳だ。もう、真冬だもんな。天皇誕生日の今日、会社はお休み。女将さんは、朝からタイヤをスタッドレスに交換しているので手伝う。どうやら、今年の正月は僕の実家まで運転していくつもりらしい。「やっぱり、冬は四輪駆動
やっぱり今日は会社を休んだ。僕はあのまんま、小料理屋の二階で一晩過ごした。女将さんも一緒に寝るとは言ってくれたけれど、風邪を移すと悪いし、マンションに帰って貰った。実は、体調はだいぶ良くなってきた。夕べ会社から、「お前最近ちっとも休んでない
やばい、この忙しい時期に風邪を引いたらしい。クラクラする。寒気もする。そう言う訳で、残りの仕事を山本さんに任せて、早退。まっすぐ家に帰りたいところだけれど、おなかが空いている。女将さんのところにちょっと顔を出そうかな。「女将さん、ただいま。
師走。ボーナス!やっと出ましたボーナス!とは言え、封筒が立つほどは入ってないところが寂しいところなんだけども、それでも、僕らサラリーマンの冬の楽しみの一つであることは間違いない。「ボーナス出たよ。」「あら、素敵。」「女将さん、どこ行きたい?