宴のあと

いやさ、今日The MANZAIを観てた訳ですよ。

M-1とはほら、同じ大看板のお笑い番組でも趣旨が随分と違う番組なんだけど、個人的にはこっちの方が好きなんだよね。
多分、M-1にあるどこかギスギスした感じが嫌いなのかも知れない。
どんだけ面白いネタでも、最終的には批評が付いて回るのがM-1の面白さなんだろうけど、そこにあるシリアス要素ってのが果たしてエンターテイメントとしてどんなもんなのかなとは思うんですよね。
かたや、今日やってた方はウーマンラッシュアワーが何か中学生の主張みたいな、人によってはどこから笑っていいんだか分からないようなネタをブッ込んでも、コメント無しでCMに行くような「優しさ」があったりする訳なんだけど、まぁ、それはそれで良いのかなと。

松本人志なんかは「プロが批評していかないとお笑いのレベルは落ちる」的な事を言っていて、それはそれですんごく正しいとは思うんだけど、だったらM-1て僕みたいにただ面白いものを見たくて見る番組じゃなくて、プロとかそれに準ずるような人が見る番組なのかなぁと言う気がするんだよね。
それを年末の週末の良い時間にやる意味って何だろ？と言う事をちょっと思ったりして。
や、お笑いの世界も厳しいんですよ、ってのを見せようとしてるのかもだけど、果たしてそれはエンターテイメントとして正解なのか？って言うと、案外微妙な気はするんだわ。
去年の上沼恵美子なんか正直嫌悪感しか感じなかったし。
挙句にこうやって場外乱闘起こしたりしてる訳で。
お笑いの持ってる「粋さ」みたいなのからはかけ離れてる気はするよね。
なんか吉本って面倒臭いなー、って印象を受けた人は結構居るんじゃないですかね、今回の件で。
いや、勿論僕と全く違う捉え方をしてる人は多いだろうし、ひょっとしたらお笑いの本場・関西の人には分かる感覚なのかも知れないし、僕の意見が正論とも思えないけども、「The MANZAIの方が楽しかった」ってのが僕の感想なんですわ。

ま、素人なんでよく分かんないけど


上沼恵美子“M-1暴言騒動”に言及　久保田＆武智に「なんとも思っていない」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5411234