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2021年09月23日11:11

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飛蚊症への硝子体手術(2)

自分の眼科治療について、眼科医たちが全力を尽くしてくださっているのはわかるし、機器や技術の進歩もわかるし、自身が眼科医でもできないとも思うので、批判の意思はないのだけど、結果としてよくない状況である。

主観的に見えていることと、外部から観察して見えることと。
神経の傷みや網膜の状態など、外部からしかわからないようなことも多いだろうが、見えているクオリティについては、患者の把握している世界である。
医師が「こう見えているはずだ」と言っても、そう見えていなかったらそうではない。
この落差は、非常に大きなものだと痛感している。

今回、線維柱帯というところを切開する手術を4月に受けた。
最近は、角膜の周りを360度糸で切り開く方法が出ていて、これだと120度ぐらいの切開に比べ、眼圧下降に大きめの効果が期待できるという。

理論的に素晴らしいと思ったのだが、問題は、私は大量に出血した。
翌日に、血を抜くための手術が追加された。
さらに、2週間ぐらいで再出血し、また目の前が真っ白になった。
さらに、わずかということだが、再出血してそのときは眼圧50までになり、点滴を受けた。

こう考えると、たまたまかもしれないが、切開が大きいときは、出血リスクも大きそうだ。

それでも、透明に戻るならよかったのだが、再出血で真っ白になってから、数週間は日に日によくなったと思うが、どこかで見え方が悪いのが固定してしまい、遅々として進まなくなった。
それから100日以上、日に日に不安をつのらせる。
眼圧が安定しないのとダブルパンチで、精神が苛まれ無気力症に悩まされた。

医師の説明の推移。

・手術前は、この術式は完全に視力が戻る、ということ。
・再出血後、朝から夜にかけて濁りが薄くなるがまた朝の立ち上がりが悪いのは、朝の高眼圧で濁るという説明。
・角膜内皮の炎症が起こるから、3カ月から半年かけてゆっくりよくなるが少し残るということ。
・水晶体の裏(硝子体)に出血がまわりこんだのかも。網膜まで距離があるから、出血が吸収されるのに時間がかかる、いつかは完全に吸収される
・眼底写真を撮ったが、血の残りはなかった。
・濁りは特に見当たらないが、小さな濁りが焦点に入ってるのかも
・瞳孔を縮める目薬をしているので、その影響
・白内障手術で水晶体の濁りは取っているが、水晶体の嚢が濁っている
・そうしたものの複合

そして、医院を移って最初の先生は、
・視神経がやせ細っているので、見え方が悪いのはそのせい

となった。
あたっているものと、あたっていないものとあるか。視神経と角膜なら、再生医療発展まではジエンド。
光の加減で見え方は変わり、私自身も把握できていなかったので、説明不足だったが、「(飛蚊症の目立つような環境下では)主な濁りは動く、それも、以前からあった飛蚊症と速度は近い」ということもいうべきだった。
しかし、眼科医が顕微鏡でみたり精密画像ですべてはわかると思っていたので、任せているうちに、これは自分で観察して考えないといけないのではないかと思うようになった。

角膜・視神経・水晶体の嚢による白濁なら、動かないのではないだろうか。
また、水晶体の嚢の濁りは、手術後数か月で急に増えるものだろうか。
自分の感触としては、主に出血?汚れが残って浮遊している感じだが、それ以外も全体に薄く白濁はしている。
1年ぐらいでかなり吸収される可能性はあるかもしれない。

今回、新しい手術の先生に、必死に頼んで、じっくり濁りを観察していただき、「これはなかなかだね」みたいな感じであっさり硝子体手術が加わった。今回の術式と無関係なら、加わったかは不明。
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