mixiユーザー(id:5343821)

2020年11月30日14:13

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ツィーター祭り!(1)

2年ほどかけて、フルレンジの世界を探索していたが、結果的に、FOSTEXのFE103アニヴァーサリーという限定ユニットに落ち着いた。
そもそも、FOSTEXの限定ユニットから抜け出す旅として始まったので、まったく意外。
同じFEといっても、108系と違い103は、無茶はしないオーソドックスな定評あるユニットが元になっているからでもあるだろう。

何事も、やってみないとわからない。
理論的には、13センチユニット用に設計されたスピーカーボックスだし、ツィーターとのつながりも測定上よいのだが、10センチペーパーコーンの軽々した音離れが、モタモタした雰囲気になってしまうスピーカーボックスの欠点をあまり出さずに済み、大音量にしても100Hz以下は急峻にカットしてサブウーファーに任せるので問題ない。

また、スワンのキャビネットにサラウンド用にもう1ペア入れたが、これも大正解で、やはりサラウンドは同一ユニットでシンプルに行かないとマイナス面も大きいだろうなと実感した。

こうなると、やたら動いていたのに、やることがなくなってしまう(笑) 余ったユニットの処分も進んでいない。
108アニヴァーサリーでも出ればだが、よいほうに働くか不明なので、3〜5年は興味ないかな。

で、ツィーターとのつながりをよくし、絶叫調になる歪み部分を取るために、0.12や0.22という値のコイルをいれて、4キロヘルツや6キロヘルツ以上をなだらかに落としてやる実験をした。
これはかなりよい感触で、ホーンツィーターのFOSTEX T90A-EXのコンデンサーの値も再調整し、10センチフルレンジでもツィーターと繋がるという手ごたえを得られた。
逆に言えば、かつては10センチフルレンジにスルーで、0.33のコンデンサーでT90A-EXを繋いでいたが、これは愚かだった。
まあ、愚かなバランスの音を聴いてはいけないという法律はない。あれば、ディスコに行く若者は補導されてしまう。そのときは、そういうバランスがききたかったような気もするのだ。

で、ふとしたきっかけで、T90A-EXの代わりとなる、フルレンジの上のスペースに乗るツィーターを検索した。
これは、フォステクスのホーン以外はほとんどなくて、ソフトドームなどは、マグネットが薄くフレームが大きく丸いため、後ろにずっこけてしまう。
だから長く諦めていた。
京都人さん推奨のKITHITは、ギリギリ乗りそうだ。かなりよいと思うが、これは真のスーパーツィーターである。
つまり、可聴帯域を越えて、耳を近づけても聞こえないというようなもの。
私がやっているのは、6キロヘルツあたりからかなり出るような感じでクロスしていき、ツィーターの存在がわかるようなものだ。しばらくこのレベルで遊んでいたい。

で、ネット時代の有難さで、考えもしなかった二つのツィーターが見つかったのである。

ひとつは、
・MorelのET338という、イスラエルの2.8センチソフトドーム
有名なDYNAUDIOのエソターというソフトドームは、いまは入手できないか、もしくは後継機はカーステレオ用で高価で、そもそもマグネット形状から、キャビネット無しで使うのが困難。
ET338は、エソターのライバル的な位置づけで、前身からは長い歴史があり、よい感じ。
なにより、マグネットが3段重ねで分厚く、フレームがやや小さめバージョンがあり、T90A-EXを載せていた台にマグネットが載らなくはなさそう。
日本ではあまり売っていなくて、eBayで個人輸入を敢行。

・AurumCantusのApril1.2という、中国のアルミリボンツィーター
リボンツィーターは縦に長く不安定な感じがあるが、安定したフォルムのもので、奥行きがあるものが、工夫すればこちらのスペースに収まりそうと判明。ちょうどコイズミ無線で、半額セールが見えにくいところにあって、これはと思っておさえてしまった。

これらが、なんと同日に届いた!
ケーブルや端子の諸事情から、リボンツィーター先攻となった。
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