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2020年06月15日14:09

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飛蚊症レーザー手術の真実(1)

飛蚊症ときいて、わかるひとは何%ぐらいなのだろうか。
眼球内で、特に明るい環境で背景が白い時、うにゃうにゃと線が動いたりする症状だ。
わからない人も、飛蚊症はあると思うが、気にならないだけというか、客観的な眼球内透明度の汚れ方と、主観的な訴えは全然違うはず。指紋や経年でボロボロの眼鏡のレンズ(最近は低価格化のせいかみなくなったが)で平気な人が多いのに似ている。

私は、少し悩んでいた。これは客観的にも、右目は、14年前に白内障手術と4年前に網膜裂孔のレーザー手術を受けている。アトピー性皮膚炎由来であろう。特に、後者の後で気になりだした。
主観的には、オーディオマニアだったりするので、神経質である。

飛蚊症に関して、4年前の1月にいわれたのは、「一生で一度、飛蚊症ができるときがある(硝子体が加齢で粘性を失ってサラサラになり、そのときに剥がれ落ちたものが漂うみたいな)。誰にでも起こるから慣れるしかない。手術もあるがリスクが高すぎる」みたいなこと。
ガッカリしていたのだ。

今年の1月に、左目の飛蚊症が少し気になった。ああ、あの剥がれ落ちるのが来てるのかな?、と。目を閉じると、目の端が少しピカピカする。これは光視症といって、剥がれかけたものが網膜を引っ張っているという理屈だと思うが、右目の網膜裂孔の時には強めに起こった。

ネット検索していると、「飛蚊症レーザー手術」というものが目に飛び込んできた。なんだこれは。
これは、ほんとにここ数年、日本でできる施設が出てきたもので、その前は欧米に飛ぶしかなかったということ。
さっそく近場を検索すると、さいわい通勤経路の駅にもあった。一つは徒歩5分、一つはバスとかタクシーなのでまあ論外で、一択に近い。
その日のうちに電話した。いちど診察に行く必要があるという。予約なしでも1時間前に着けばOKということで、翌週ぐらいを計画。

で、行ったのだが、その日はよく晴れていて、左目はコンタクトレンズを外していたので、ちょっといつもと違う状況。電車の中で、左目の飛蚊症がどんどん気になりだした。
さらに、駅から徒歩で道に迷って探しているうちにも、どんどん増えるような感じ。
右目の網膜裂孔の時も、短時間でどんどん症状が気になり、病院に駆け込んだら即レーザー手術だった。網膜剥離は1日で起こることもあると読んだ。

不安でたまらなくなった状態で、病院に道をきく電話。
すると、受付は終了しましたということ。え、1時間前まで大丈夫なんじゃあ!?
その日は手術日なので1時間半前に終了しますとのこと。「いままさに網膜が危ないのかもしれなくて、なんとかなりませんか(´;ω;`)ウゥゥ」と言ったら、医師に確認に行ってくれたが、「今日はいっぱいなのでよそに行ってください」とのこと。

職場の近所の、飛蚊症レーザーは当然ないところは、移動して昼休みもあるので結構先になる。
さいあく失明とか焦ってパニック状態になっていたので、駅からタクシーで行けるもう一つの飛蚊症レーザー扱いの眼科に電話し、「受け入れてもらえるか?」と。
ギリギリOKで、なんとかタクシーをつかまえてそちらに向かった。

で、泣くほど痛い眼底精密チェックを受けたが、診断としては、左目は変化を起こしつつある状態で、網膜が引っ張られており、アトピーで強度近視だと危ないから数か月経過をみたほうが良いということ。
ただ、飛蚊症自体は深刻なものではないということだった。

とりあえず、右目の飛蚊症レーザー手術はしてもらえるか? ということをきいたが、できる可能性は高いということで、翌週またそこに行くことになった。

なんと、精密検査で初期の緑内障も判明。これは、そこに機械があったのではっきりわかった感じなので、ある意味でラッキーだったがショックだ。もりだくさんすぎて頭が整理できない。

飛蚊症レーザー手術は1回では済まない可能性が高いようなのと、術後のチェック通院を考えると、駅からタクシーは困る。仕切りなおしたほうがよいだろう。
困るのだが、ほんとうに困っているときにみてもらえたところとみてもらえなかったところ、ということで、偶然なのだろうけども、どうしても駅近のほうに行く気にはなれなかったのだった。
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