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2020年06月09日11:26

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クルレンツィスの「運命」

クルレンツィスの新譜で、各所で話題になっているベートーヴェンの「運命」、ハイレゾダウンロードした。
30分1曲で2600円越え。昔のLPやCDでも、カルロス・クライバーが許されたような設定。
コロナですっかりかすんだが、べ―トーヴェンイヤーのお祭りもあるだろう。

クルレンツィスは、4月に第九を1列目でみるはずだったが、コロナで中止。

有名なクライバーの「運命」でクラシック入門した感もある私としては、それを超えるのかも気になる。

最近完成した、気に入っているHDD2台づかいから、FE103A中心のフレッシュで軽快なシステムにも音傾向がピッタリ合う。

で、コンサート感覚で1発勝負で聴いてみたが、ちょっと奇を衒ったようなというか、感動したとは言い難い。
昨日は飛蚊症レーザー手術と、思いがけないスマホ交換があって気が散っていたというのもある。コンサートと同じで、集中して音楽を聴くのはけっこう難しい。

古楽器や奏法の耳に新しいところと、ザクザク音を刻む衝撃とだが、予備知識があるのでそこまで驚かない。期待が非常に大きかったので、奇跡は起こらないというか。
クライバーファンとしては一安心?

実はかなり醒めたアプローチで虚の騒ぎをやってるみたいにかいている評論家がいた。
クルレンツィスは、チャイコフスキーの悲愴をガチで演奏して終演後瞑想する人なので、そうでもないと思う。
ただ、ベートーヴェンの暗から明へという、近代開始時のみずみずしいメッセージは、単純に捉えるには我々は年を重ねすぎたのも事実だろう。
そのあたりが、なかなかアプローチが難しい曲になってきている。

続く
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