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2020年06月01日03:08

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オーディオ用 SSD vs HDD 2020

結局ハードディスクは、オーディオ用としては、

・IDE接続のウエスタンデジタル320ギガ
・シーゲイトの2テラ。パソコン用の流用で間に合わせ
・プロケーブル推奨のグリフ 2台づかいレイド0
・御田照久氏推奨の東芝の1テラ
・ウエスタンデジタルの最新レッド3テラ 2台づかいレイド0

このあたりを使った。
ケースや電源といった要素にも違いがある。
ただ、なんとなく、その違いを力説する気にはならない。
でも一つ選べと言われたら、迷わず現在の構成、最新の省電力NAS用高級品を、レイド0で2台づかい、RATOCのケースにエルサウンドの外部電源という形をとる。繊細さも豪快さも静音性も、クセの少なさも過去最高に思えるからだ。

違いを力説するなら、SSDとの違いだ。
過去、SSDとHDDで何度か対決している。
注目すべきは、オーディオでよくある、「理論的にこちらが良い音のはずだ、ということに判断がひっぱられる」「こちらにしたいと考えているので、良い音になったと自分を納得させる」ということでいうなら、理論上よいSSDにしようと、私は動いていたのだ。

考えてみよう、回転しまくって振動してそれ自体がうるさいものと、回転体を持たずほぼ無音のもの。
データ伝送スピードで比較すると、SSDが圧勝。

まず、PCオーディオというのはあまりしてないのだが、パソコンからデジタル出力を取り出して、DACに伝送し、ヘッドフォンシステムで聴くというようなことを少しやっていた。
これはあまりよくないので、いまはパソコンは音楽には使わないが。
このとき、ハードディスク上のリッピングデータを再生して、クリアで骨格のしっかりした音にハッとした思い出がある。
で、SSDをPCに入れたとき、期待満々だったが、あれ?という感じがあった。
いちどしっかり対決をしようとしていた時に、ちょうどAudezeのヘッドフォンが壊れてカリフォルニア行きになったため、決着はしてないが。

その後は、かないまる氏も御田氏もSSDよりHDDという記事だったので、そうかということでHDD。
しかし、両者がSamsungのEVO850の500ギガを認め、オーディオメーカーにも採用。
ついにSSDの時代が来たかと、2.5インチ用のケースで、RAID0で2枚使い。
しかし、半年後、3.5インチケースで間に合わせの1台づかいのHDDが、あれ?というような力強い音で、SSDを葬った。
さらに、2.5インチ→3.5インチ変換ケースにつけて、同じRATOCの3.5インチケースにつけて聴いたはずだが、あまり憶えていない。たぶん、東芝の1テラのHDDをつけて、納得したので使わなかったのだろう。

実は、昨年の夏、真空管アンプを買った時期に、2.5インチケースに850EVOのSSD1枚という構成で聴いていたのだ。あまり憶えてないが、去年は夏に低発熱にこだわっていたので、試してたのかもしれない。
これを、3.5インチケースの東芝HDDに戻したとき、また「あれ?」が起こったのだ。意外とわかるもんだなと。

共通した印象として、
・SSD・・・空気感が出てDSDっぽいというと褒め言葉だが、実体感が薄いというか、ふわふわしてつかみどころがなく、プラスチッキーな安っぽさも感じる
・HDD・・・力強くクリア。よくもわるくも金属的な音で、弦楽器が金属の質感が強調される、というとけなしているようだが、エッジがしっかりしているというか、シャキシャキして気持ちがいい。金管とかは豪快でSSDよりずっとよい。あと、中低域に腰というか厚みを感じる

こんな感じか。
SSDとHDDの技術的な比較ができるのは、ほんとうにすごい知識の人たちだ。
ただ、音質でいうと、筐体の影響が非常に大きい感じがしている。ちょうど、CDプレーヤーで、マルチビットとワンビットの対決論争をしていた時代があるが、それよりも、当然、29800円のペラペラの筐体とCHORDやジェフロウランドの航空機グレードの筐体との違いとか、そういうことのほうが、音質には大きく出る。もちろん電源もだが。

言ってしまえば、SSDは、まあペラペラのプラスチックだし、HDDは、たまたまオーディオに好ましそうな厚みある金属のボディである。コツコツと叩いても頼もしい。これを2台づかいしたりすると、ますます重量感が出る。
もともとオーディオ用のものでないから、オーディオに流用できるかどうか、偶然向いている部分というのがあるのではないか。
逆に言えば、50万を超えるようなオーディオ用機器に組み込まれたSSDは、ガッチリ金属に装着されていそうだ。

最近の動向では、2.5インチHDDと、私のようなアナログ外部電源を組み合わせて2台横に並べたものが出て、三浦先生と和田先生が絶賛、SSDよりよいというような話もあった。
これなら、うちの構成でそうそう負けるとは思えない。
ただ、ネット評論記事(いちおう若手プロ?)では、廉価版のHDDとSSDのNASが同時発売され、SSDが音がよいと書いてる人がいた。
素人のネット記事では、昔のSSDと最近のSSDを比較して、ノイズに関わる性能が格段によくなっているので、SSDが音が悪いは、過去の話というものがあった。

まあ、余裕があればいろいろ試したいが、いまの構成に満足している。終着でもよいかなというぐらいだ。回転音は多少あって、気にならないが、消すとやはり静寂になる。よいわけは一切ない。
でも、LPのノイズとかと同じで、この音を消そうとか言うよりは、DACに情熱をそそぐ方が実りがありそうだ。

今日は、バーンスタインとウィーンフィルのマーラー5番1楽章。未聞の暗さ、しつこさ、深刻な崩壊。
バーンスタインのリハーサルで、通して演奏させたあと、「非常に美しかった、でもこれはマーラーなんだ」みたいに言った記録がある。つまり、俺と共にクレイジーになれと。いまやそんなマーラーを演奏する人もいなくなったが、とにかく崩壊していることに意味がある演奏だ。
このリッピングデータが生々しく甦った。1985年前後の演奏が最新録音のように聴けるのがうれしい。
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