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2020年01月27日00:19

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平手友梨奈の「脱退」

大半の女性とある年代以降の男性には未知の世界なので、そこまでニュースになっていないが、平手友梨奈が欅坂46を脱退。18歳。
卒業でなく脱退というのは、本人の強い意向だという。
円満でなかったということと、迷惑をかけたということもあるのかもしれない。
欅坂の人気は平手のセンターあってこそだから、卒業でよかったのかもしれない。でも、卒業でないことにこだわったのは、高校中退した尾崎豊に通じる。
何かいびつで、不調和で、未完成。
確かにそれは平手には似合う気がする。

私は高校の卒業式で、母親とトラブルがあり買ってあったスーツが出てこなかった。行かないつもりだったが、無理やり父親に連れていかれた。セーターにジーンズで途中参加。私学で、まわりは全員正装。
こういったことは、深い心の傷となって残る。
その後、仕事をするようになってからは、懸命に社会の中で生きてきて、一員と思われていると思うけれども、自分自身どこか異邦人とかエイリアンとか感じているのは、こういった「未卒業」の経験からくるものがひとつかもしれない。

そうなのだ、いまとなってしまえば、必然的なことであって、昨年の秋ごろには、すべてがわかっていたことなのだ。
あるテレビ生放送で「風に吹かれても」という曲の「笑顔」というテーマに対し、本番30分前に「今日笑わなくちゃだめですか? 笑えないから出ない」と言い出し、慌ててメンバー全員が笑わない演出になったという。
アイドルグループの、皆が明るく仲良く協調していく動きと、それとは違うカリスマの闇の新鮮さと。そこが化学反応で新鮮な楽曲が生まれたが、そもそも長く両立できるものではなかったのだ。

その場で皆が楽しいように協力する心と、全力で時間を超えて完璧なものを求める心は、どちらが間違ってもいないが、両立はできない。

NHKのSONGSという番組で、平手15歳のころの「二人セゾン」をみた。このダンスは笑顔で輝かしい。メンバーとの息もあっている。ベストパフォーマンスかもしれない。
一昨年遅くだったと思うが、テレビの生放送で「二人セゾン」をみた。そのときは、ショートカットだがソバージュがかかっていて、ダンスでいちいち顔が隠れる。陰鬱で無表情で、振り回す腕にもキレがなかった。
そのあたりから、ライブ中に転落したとか、ケガでツアーを直前キャンセルとかいうニュースが出るばかりだった。

9枚目のシングルは、曲の収録は終わっているが、ミュージックビデオの撮影に平手が来ずにセットをバラし、お蔵入りという話もある。カルロス・クライバーばりである。
昨年のツアーは、直前キャンセルだが、ケガではなく折り合わなかったのではないか。
東京ドームの追加公演は、平手メインのものとなり、紅白は、たかが数分のパフォーマンスで、生死をかけたような表情を見せ卒倒した。
これはもう、脱退を交換条件に、皆で現体制の最後の花道か死に場所を作っていったとしか思えない。
同時に3人が卒業なり活動休止するのも、極秘裏に話が進んでいたからだろう。

そして脱退発表の後、その東京ドームブルーレイが発売で、私のもとにももうじき届くのだった。

今後どういう活動をするかわからないが、女優としてやソロ歌手としての平手にそれほど関心はないので、まずは、欅坂センターの平手の新しい作品がなくなったことに、わかってはいたことだけども、あの輝かしい「二人セゾン」が瞬間で陰影を帯び、通り過ぎたことを悼む。
そして、今後違和感を持ったり関心を失ったりするかもしれないが、今回の脱退に対して、世界が何を言うとしても、私は味方でいると言いたい。
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