ホーム > mixiユーザー(id:5343821) > mixiユーザーの日記一覧 > 違いのわからない男 タイガー&ドラゴン編

mixiユーザー(id:5343821)

2019年10月26日13:14

109 view

違いのわからない男 タイガー&ドラゴン編

出力管の交換は、ハイライトというか、もっとも楽しみなところだ。

KT66だが、各社から出ているので調べまくった。
いちばん評判がいいのはGold Lion復刻だ。ロシア製。いちばん多くの店が扱ってもいる。アメリカの会社が主導しているようだ。

しかし、Golden DragonというところのKT66Retroというやつのルックスが妙に気になる。
調べると、イギリスの名機の復刻のようだ。QUAD兇砲佞気錣靴い里呂海い弔任呂覆い。イギリスの監修で中国製。

サンバレー店主の記事でも、ライオンよりドラゴンが、客観性ハイファイ調より音楽に寄り添う感じ、的な比較試聴記があり、ますます。

で、ドラゴンのマッチドクワッド(4本の特性をマッチングしてあるもの)を買う寸前までいったのだが、最近私の定番である、ボタンポチ寸前変更。
ドラゴンは、ネット上で故障の報告がけっこうあるのだ。
写真入りのものまである。真空管が壊れるのはよいとして、機械のほうを巻き込むこともあるらしい。

調べていくと、真空管というのはもはや時代から外れたものなので、胡散臭い製造国が胡散臭い販売業者を通して流通させているイメージ。
いちばん胡散臭くないルートというと、中国製を外そうとか、保証期間が長い店を選ぼうとか。

結果として、1年保証で、店の測定値を明記しているアムトランスに落ちつく。
そこはドラゴンの扱いはなく、ライオンになった。
マッチドクワッドの扱いはなく、マッチドペアを2つ買ってくれと。
逆にポリシーを感じる。

届いたものは、測定値
Ibが77mA、Ic2が4.6mAとか、Ib78でIc2が4.0とか、
書いてあるのだが、調べてもよくわからない。

左右入れ替えて測定しても、大きな差はない。右が1デシベル近く低くなるのは部屋の特性と思われ、何で測定しても同じ。
いちおう、右に「78」のものを置くことにする。

サイズは、QUAD純正より1.3倍ぐらい体積がある感じで、大丈夫かと思う。
灯火は、純正よりかなり目立つし、少し明るくなる。経年変化もあるだろうが、真空管内部の見え方が大きい。
これはけっこうばらつきがあり、灯りが飛び出して見えすぎるものもある。これはさいわい、目立たないところに配置できた。
真空管のライトは、蝋燭みたいなアナログ感が大好きだが、変に見えすぎても困る。難しいものだ。

音はどうか。
15時間ぐらいつけっぱなしのあと聴いたのだが、いかにも明るくダイナミックな感じになり、陰影が減った。
焦点が定まらないというか、聴いていて落ち着かない。
とはいえ、これはエージングが済んでいないというのがいかにも感じられるので、我慢だ。
使い続けていると、その日のうちにけっこうなじんできた。
QUAD純正の落ち着いたブリティッシュサウンドより、フレッシュでクリアでダイナミックで透明で、という要素が加わる方向だろう。
やたら陰鬱な音を聴きたいわけでもないので、これは想定内。

確かに変化は感じたが、10年以上使われたかもしれないものと、1.3倍ぐらいでかい新品の差と考えると、そこまででもないか。

結局のところ、使ってみないとわからないなあというのが感想で、ドラゴンも聴いてみたくなった。

ここまで書いたところで、ロクマルヨンさんから、プッシュプルアンプの真空管交換は気を付けるべしとアドヴァイスいただき、気になって、まずはオリジナルに戻した。数日後、整流管もオリジナルに。

結果として、チョン・キョンファの「バッハ無伴奏」、さっそく落ち着く。自然でいいなあ。とはいえ、新品と20年使いこんだ同一スピーカーを比較すると、こういう感想になるかもしれない。
音は、GOLD LIONでこなれるまで鳴らすかなあという感じもあるのだが、トランスの発熱量があきらかに増えるのは気になる。故障の原因になりうるからだ。

QUADの代理店に「純正交換球はないか、市販のものを使って大丈夫か」メールしたが、タブーなのか、3日以上返信がないまま週末に。
まあ、ここにはお金を出してはいないので、真空管を買ったアムトランスにメール。すると、とても親切な返信で、オリジナルを測定して、近いものに交換してもよいとのこと。

申し訳ないので、オリジナルを送って測定してもらい、おすすめのものを新規購入させていただこうと思う。
そうなると、ドラゴンとは無縁で、アムトランス扱いのタングソルかJJのKT66を試すことになりそうで、まったく想定外だ(笑)
この機会に、経年変化した?オリジナルの値を知るのもよいだろう。
4 3

コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月27日 01:18
    Ibはプレート電流、Ic2は第2グリッド電流のことだと思われますが、これらは、ある一定の試験電圧であるプレート電圧、グリッドバイアス電圧を与えた時の電流値で、球が規格値内に収まっているか調べたり、ペア管として使用できるかの判断基準にされます。
    実際のアンプに組み込まれれば、そのアンプのプレート電圧やバイアス電圧によって当然変化します。

    入手されたQUAD兇防嫗阿靴討い織リジナル管の測定をしても、意味がないかも知れません。
    なぜなら通常の真空管は通電している内に、緩慢にプレート電流値など諸特性は経年変化し続けている筈だからです。
    オリジナル管の測定値は現時点の健康状態のようなもので若い元気な時とは異なっている可能性が高いです。

    ちなみにQUAD兇慮恐麩図では電源電圧340V、2本分のプレート電流:130mA、第2グリッド電流:14mAとなっていますので、カソード抵抗180Ωの両端には(130+14)×180/1000=26Vの電圧降下が発生していることになります。
    入手されたQUAD兇原回路図通りであれば、それに近い電圧降下かをテスターで確認すれば良いと思います。

    QUAD兇慮恐麩図では調整箇所が一切無いような巧妙な設計で、出力管(KT-66 )に対する許容範囲も広いと思えますので、信頼できるペア管であれば差替えは大丈夫だと思います。

    新しい球に差し替えて発熱が増えたのは、むしろそれが正常状態で、オリジナル管は経年変化でプレート電流が減少していた為、発熱が減っていたとも考えられます。

    出力管を新しいものにした時のカソード抵抗の電圧降下を測定してメモしておけば、出力管の健康管理に役立ちます。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月27日 01:38
    当方も300Bシングルアンプを同軸スピーカーの高域に使用していますが、先ごろ何となく音のエッジが甘くなったように感じ、出力管のプレート電流を点検してみて、かなり減少していることが分かり、交換したところです。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月27日 14:16
    > mixiユーザー 
    ありがとうございます!
    文系の私にも、だいぶわかってきました。真空管は、神経質ともいえますが、ある見方からはおおらかでもありますね。
    オリジナルのは10年以上たっているので劣化していると思いますが、電流が良く流れる新品より音の印象はよい感じもあります。
    今後の勉強のために、オリジナルの状態を調べてもらい、おすすめのKT66を別ブランドでもう1セット入れようと思います。
    オリジナルはバランスが崩れているので、プッシュプルを考えると、新しいもののほうが安全でさえあるかもしれないですね。
    QUADClassicではなく、オリジナルのQUAD兇任垢、使用者のレポートをファイルウェブでみつけたので、読んでみます。

mixiユーザー

ログインしてコメントを投稿する