mixiユーザー(id:5343821)

2019年09月15日20:18

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QUAD

QUADは、1996年ぐらいまでは小規模経営で良心的な、いわゆるアキュフェーズ的な存在だったようだが、資本主義の波に飲み込まれたようだ。
定価はペア70万近くだが、これはボッタクリハイエンドオーディオ価格だろう。
ただ、真空管はなにかとトラブルの多いイメージなので、中国製でないとか、2005年発売でいまも現行品が売っているとかいうのは、凄い心強さだ。

QUADというと、正統なるブリティッシュサウンド、格調高きクラシック、穏やか、柔らかというイメージのようだ。また、QUADのDはドメスティックのDらしく、小型で使いやすい、やたらオーディオマニアックでなく、音楽に寄り添い、ということらしい。
昔は修理も格安で、修理パーツがなくなったら製造、モデルチェンジもほとんどなく、長く使えるものだったらしい。
QUAD2も、65年も前のアンプの復刻で、20年のロングセラーのものだったという。

先日、QUADの最近の小型スピーカー11L Classicを購入された友人宅に伺ったが、確かに、「(クラシック)音楽(家で小音量で)聴くならもうこれでいいんじゃないですか」が私の第一声に近いものだった。
インフィニティのルネッサンス90が、パワー不足?で「俺はくすぶっている」という雰囲気、サラリーマン的な日本製アンプの音色で鳴っていた記憶と較べての感想である。

小さいアンプなのはとても好ましいが、どんな音になるのだろう?
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