スタンフォード式　最高の睡眠

枕の話を書いたが、さっそく高さ調整用のパッドは外し、寝姿勢も試行錯誤。
とりあえず、仰向け時の首の支えがグッドなのと、従来の枕を上半身支え用として使えるのは前進だ。
横向け寝で、腕をつぶして寝る癖はなかなか枕一つで一晩で解決しない。

「スタンフォード式　最高の睡眠」という本は、気になって買ってしまった。
雑誌を除き、電子書籍デビュー。1300円ちょっとで、300円ぐらい紙より安いので、良い時代だと思ったが、実は紙の本を中古でAmazonで買った方が安かったりする。
まあ、長年の最高の研究機関による即効の貴重な情報なら、1000円ぐらいなら安いと思う。

読み始めたところだが、湯船に15分で、90分後に寝る、というのは今日から実践。
いつもより長く風呂に入り、ちょっと早く寝る感じ。
最初の90分しっかり眠れるとよいらしい。

最近思うのだが、餅は餅屋、信頼できる専門家が出してる情報をもらい、それでも治らないことで悩むのが良いなと。
いわゆる「家庭の医学」みたいなテレビ番組もそうなのだが。

睡眠については、本格的な研究は意外と最近のことのようで、驚いた。
核戦争とか、環境破壊とか、宗教戦争とか、差別や、戦後責任とか、遺伝子とか、テロとか、研究や考察の対象はいろんなことがある。
でもまあ、それなりに社会思想とか考えながら生きてきて、人間にとって大事なのは、気づかぬ間に生まれてきて、自分の特性に気づいて、自分なりに幸福だと思えることを増やして、できるだけ不快なことを減らし、できれば他者にも幸福を増やして、死んでいくことだけだと思える。
ようやく、睡眠を研究する程度に余裕のある時代になったのかもしれないと思う。