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2018年12月18日03:07

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HDDとSSD、逆転

スピーカー用のデジタル系は、ブルーレイ以外はディスクメディアではなくなった。
リッピングやダウンロードしたデジタルファイルを、USBでOPPOのブルーレイプレーヤーに入力。そこから同軸デジタル出力でデジタルプリに入るという構成。
意外と安価でシンプルである。
OPPOのDACを使うならトータル買値10万でもいけてしまう。

しかし、これは音が良い。
CDをドライブで読み取る構成より、ファイルにして扱うほうが有利なのだと思う。
御田照久氏によると、リッピングすると質が上がるというのは間違いで、むしろコピーで劣化するという。
その御田氏自体がファイル再生を熱心にやってるので・・・

個人的な持論だが、CDは盤質で音がコロコロ変わる。
ゴールドCDというのは確かに音が違うし、初期CDは悪くないがデッカのはよくない、廉価版CDはやはりよくないし、CDRもかなり悪いことが多い。
DVD-RでDVDオーディオ自作した時も音はよくなかった。
また、USBスティックとか、フラフラに接続したSSDとかの音も悪かった。
デジタルをリアルタイム再生するときは、ものすごく不安定なのではないか?

3.5インチHDDは、すごくガッシリしていて頼もしい。こいつを、しっかり設置し、良いケーブルで接続してやると、安定した音になるのではないだろうか?

さて、最初は自作でHDDを繋いでいたが、プロケーブル推奨のグリフのHDDを購入。RAID0という2台使いで2〜3年。問題なかった。
ただ、SSD否定派の「かないまる」氏が「奇跡のSSD」というSAMSUNGの850EVOの512ギガ(この容量のみ高音質らしい)の存在を知り、購入。
RATOCのケースに入れて聴いてみると、グリフと遜色ないのでグリフを処分。
ちなみに、電源はACアダプターからエルサウンドのものに変更。御田氏の紹介。

www.pc-audio-fan.com/special/storage-research-on-web/20131203_53566/


ついにSSDの時代が来たと満足していたが、その後、御田氏がRATOCの3.5インチ用HDDケースを変わらず褒めていて、SSDも変換アダプターを介してでもそれに入れているとわかった。

試しに3.5インチ用ケースを買ってみるのがマニアの性。
これで、SSDをアダプタを介して入れるのが目的だったが、試しにまずハードディスクを入れてみた。
うん?、音がいい。骨格明瞭でエネルギーがあり、いきいきしてきこえる。金属系の音は特に良い。
変換マウンタを買ってSSDも10日ほど使ってみた。空気感みたいなものがあって繊細ともいえるが、なにか心に訴えないというか生気がないというか。
よくできたPCM録音と、悪いDSD録音の違いのようだ。
特に、ラトルのベルリンフィルレコーディングスが、SSDだと空気感が出すぎて実体感がなくなるというかホワホワする。ある意味正しいのだが・・・
なんとHDDが逆転してしまった。
RAID0の2台づかいはうるさいし、グリフ時代より音はよい感じがするので、このままシングルでいける。

こういう経験をしていたら、ステレオサウンド誌で、和田先生と三浦先生が、新しく出たDELAのサーバーを絶賛していて、それがHDDなのだ。
三浦先生はSSDから乗り換えるという。
で、驚いたことにこれは2.5インチのHDD。ちょっと信じられないが、型番を知りたい気もする。まあ、3.5インチでいいと思うが。
fidataまで作りこむとSSDが勝つのかもしれないが、自作では、3.5インチが安くて選択肢も広く、最近のものは故障率も低く、良い感じがする。
高価なディスクプレーヤー遍歴をしてきたが、バックアップさえできれば安くてもファイル再生はいいな〜

ヘッドフォン用の後継機に悩む。SACDはたくさんあるし。。ちなみにPCオーディオはまだ成功していない。

ところで、ファイル再生にいち早く取り組んで刺激を与えていただいていた村井裕哉先生が急死されたと。年齢的に、菅野先生よりショックが大きかった。
心よりご冥福をお祈りし、元気な記事に感謝申し上げたい。
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