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2018年12月18日02:55

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さよならVRDS

先日、エソテリックのX-01LIMITED(VU)を処分した。3年は使っていない。
まあ、買値はともかく定価140万はヘッドフォン用システムには贅沢すぎだ。しかもトラポで使用・・・
長岡先生のVRDS-25XS評は、長岡信者に多大なる影響を及ぼし、わたしもなんだかんだで呪縛されていたのだが、名高いVRDSメカについては、気が済んだ。
機構は素晴らしい。情熱と職人魂に拍手。
音については・・・、UX-1も使ったことがあるが、大いに個性派である。
冷たく硬く金属的で、単色に塗られる感じもある。ウォーミングアップでよくなるのだが。
方舟みたいな環境がないからと考えたい。

ヘッドフォンには向かない傾向だが、さいわいDAC64がウォームで有機的なブリティッシュサウンドに染めてくれるので使えた。
単体でSACDを聴くと、DAC64のCD再生に負ける。なんだこれは。
DENONのDCD-SXの、消えないDENONトーンというか、ぬるい中低域にイライラして乗り換えたので、そういう意味では骨格明瞭で成功だった。
が、これはこれで飽きた。

デジタル系は音がコロコロ変わるので、個人的には一番さわってきている。
アキュのDC300は衝撃的だったが、1996年製で、わずかに古いデジタル臭さが消えず。
パイオニアのAX10。ガチガチの筐体。だいぶあとになって、バランス接続だとがぜん明るく開放的なダイナミックサウンドになって驚いた。最近のパイオニアのPD-70AEはバランス接続に徹してるので、当時からこだわってたと思われる。そういう視聴記事はたぶんなかった。だからオーディオ誌は・・・
値崩れたので腹立って2台目を買ったが、ドライブを新品交換してたのに1年ぐらいでドライブが壊れた(笑)
ラックスのDU10。スピーカーシステムでは音場がおかしいが、ヘッドフォンではえもいわれぬ温かいラックストーン。
DENONのSA1とSXは、DENONトーンがどんな高級になっても嫌いとわかった。

ああ、考えてみたら、定価で100万前後、買値で30万前後、重量で25キロ前後、みたいなクラスの大物を、とっかえひっかえやってる。
ドライブ交換とかも無駄に何度もやった。
しかし満足したデジタル機器というと、重量10キロもないCHORDのDAC64ぐらいだ。
イギリスの文化度の高さに屈するのか・・・
最近は、送料も高い感じがして、バカでかい箱に25キロの機器というのはもう一生買わないかもしれない。

後継はいま考え中で、なんとDVL-H9、すなわちLDプレーヤー。
ここからDAC64で、LDはもともと音が良いので、久々に聴いている。
LDは、特にカルロス・クライバーで、DVDやCDよりはるかに音が良い音源があり、壊れる前にはやく音声をデジタルコピーしないといけないのだが。
録音機器がないので、腰が重い。

さらばVRDS、重量機器たちよ。
CDの虹色の輝きに憧れて、ここまできたのだといま気づいた。
そしてさらばディスクメディア??(続く
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