mixiユーザー(id:5343821)

2017年11月14日01:15

296 view

電線考(1)

そもそも電源ケーブルで音が変わるのだろうか?
理論的にはまったくわからないが、経験的には何度か大きな変化があった。

・パワーアンプにオヤイデの極細撚線延長コードを介してたのを、外したらストレートでダイナミックな音になった。
・確かプリメインかパワーに、ホームセンターの2スケ自作で延長コードを介したら、安っぽい音になった。
このあたりは、フィリップスA700とかの時代な気がする。
鈴木哲アンプは環境に鋭敏である。

オヤイデが高級コンセントを発売した時、ロジウムのを買ってきたら、プラグの抜き差しが至難の業で驚愕した。
プラグのメッキがはがれてしまう。
ポップ系のキラキラ音が鮮烈になって驚く。
なにかこういうもので音がどんどんよくしていけそうな希望が、メーカーにもマニアにもあった時代だ。
さすがに、これは問題があったようで、いま持っているオヤイデのMTB6はそこまで締め付けない、まあ普通である。

マランツのプリ、SC7S1も変化が良く分かった。というか、現行のクラッセのデジタルプリも同様なので、プリは音色の変化が大きいようだ。
アコリバ3.5スケで自作したものや、オヤイデの2スケ自作を試した。
オヤイデは、理論的には良さそうなのだが、ありていにいえばドライでつまらない音だ。アコリバはぜんぜん色気があって澄んで、同じPCOCCAと思えない。
アコリバに換えてから柴田淳を聴いていると、ちょっと外せないなと感じた。

ただ、クラッセでアコリバを入れて古いクラシックをかけたとき、その個性がはっきりと音に乗ったので、別れを決めた。
思うのだが、50〜80年代クラシックは、現代オーディオで鳴らすと違和感が出るのではないか?
リマスターみたいなのがほとんど違和感があるのも、異質なキャラクターのソフトとハードを組み合わせているからのような気がする。
6 9

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する