今、庭は、十薬（=どくだみ）とムラサキカタバミが満開。
花韮（はなにら）もさすが別名ベツレヘムの星というだけあって、地に星という風情でしたが、それでもどちらかと言うと園芸種。
十薬はその点生粋の野草なだけあって、数が半端ない。
だからものすごく地面の星空が美しい。
ムラサキカタバミも今年はすごく沢山咲いていて、庭はまるでお花畑のようになっている。
雪の下もまだ健在。
日陰でひっそり咲いている。
いつの間にか鉢からはみ出して地植えになっているベゴニアも満開。
室内では胡蝶蘭(白)とミディ胡蝶蘭(紫)が、今年は特に大きな立派な花をつけている。
木の花の方は、遅咲きの躑躅(つつじ)が今や満開。
自宅の庭の躑躅の一本一本の花期をこんなにつぶさに知る日が来ようとは…
そして、一昨日最初の一花が咲いた未央柳（ビヨウヤナギ）が一日にして5分咲きに。
未央柳は咲いてもあっという間に散ってしまうけど、長いまつ毛を震わせるようなその咲き姿がとても美しい。
そしてはかない。
しばらくは咲き継ぎ、散り急ぎ、夢の様な姿を見せてくれる。
そして、とうとう額紫陽花が咲いた。
咲き始めの固い花が好き。
普通の紫陽花はまだ蕾が開いていない。
でもいよいよ雨の季節が始まるんだな〜、と思わせてくれる。
もう蚊が出ているので、夕方の外のお茶も蚊取り線香を焚かないと刺されそう。
5月の庭は夢見るように美しいです。
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