『読む時間』アンドレケルテス
『ON READING』Andre Kertesz
解説もなく、本や新聞や書類を読んでる人(など)の写真の連続。
タブレットやスマホで字を読んでいる写真があっても、
こういう本にはならない気がするのはなぜでしょう
しかも巻頭に谷川俊太郎の詩がついていて
単なる写真集でもなく
詩集でもなく
いい本、としか言いようのない本です
『つつんでひらいて』広瀬奈々子監督
装幀者・菊池信義を追うドキュメンタリー映画。
一冊の本の装幀を造るのに
紙を決め色を決めフォントを決め大きさを決め位置を決め、デザインする。
デザインのことを拵える、と表現してました
必要な情報を文字データで得るならデジタルで構わないのですが、
一冊の本で一つの世界を創造するとき、
美しい装幀の本を手にする幸福感を、
この先もまだまだ味わっていたいものです。
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