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2020年01月21日00:24

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大阪城 大手門・多聞櫓

間が開いてしまったが続きを書いていく。

大阪城には10箇所の重要文化財が存在する。

金明水井戸屋形
大手門
多聞櫓
千貫櫓
乾櫓
一番櫓
六番櫓
焔硝蔵
金蔵
桜門

である。これらは江戸時代に徳川幕府によって造営され現存するものだ。今回は普段非公開の千貫櫓、多聞櫓、焔硝櫓が内部公開されていたのでそれらについて紹介する。

二ノ丸にあった千貫櫓、多聞櫓は大手門に付属した櫓であり大手口を固めていた枡形虎口である。大手門は寛永5年(1628年)に徳川幕府による大坂城造営の際に創建された高麗門で、左右の土塀も現存遺構であり重要文化財である。閉口部の幅は約5.5m。高さは約7.1mと他の城郭では見られない巨大さを誇っている。これは兵が指物を掲げたまま、または将軍が馬を降りる事なく馬上のまま出入り出来るように造られた大きさのためである。

大手門を抜けると渡櫓、続櫓を載せた大門が待ち構える。総じて多聞櫓と呼ばれるものだ。眼下の敵を攻撃する槍落としが備え付けられている。寛永5年(1628年)の創建であったが天明3年(1783年)に落雷によって焼失し、嘉永元年(1848年)に再建された物が現存している。

昭和28年(1953年)、国の重要文化財指定。昭和42年(1967年)〜昭和44年(1969年)にかけて解体修理が行われている。
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