わたしは独りで日曜日、ファミレスでパフェを食べた後のことである。
真由美から着信がある。
フロワーで話すのもなんだ。
会計を済ませてファミレスの玄関で喋り出す。
『あ、今からそっちに向かうよ』
相変わらずの会話である。
わたしも諦めてファミレスのカウンターに相談する。
元に居た席に戻り。
ライスとポテトを注文する。
わたしはポテトをおかずにしてライスを食べる。
結果的にパフェだけ頼んで食べて正解であった。
数十分の暇な時間を過ごすと。真由美がやって来る。
『鬼殺しパフェ一つ』
真由美はデザートで一番高い特盛のパフェを頼んだ。
ほーっと、関心していると『鬼殺しパフェ』が届く。
このタワーマンションの様なパフェを一人で食べるのか?
わたしの疑問は確信に変わった。
真由美はガツガツ食べ始めるのである。
「イヤー、パフェは良いね」
これは食べても太らない体質だと思う。
しかし、『鬼殺しパフェ』の後は何も食べない。
訂正、好きな物だけ食べるから太らないである。
真由美はわたしが食べている間に水、氷、水を繰り返す。
すると、リアルクラッシャーを取り出して遊び始める。
わたしは何となくチョコレートパフェを食べたくなった。
お財布にもお腹の肉にも悪いであろうな……。
「リアルクラッシャーなら他でやろうよ」
近所の桜並木だけの公園に向かうことにした。
着くとベンチに座る。
ホント、桜並木だけである。
この公園に来た理由?
チョコレートパフェを我慢するだけであった。
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