わたしが、朝、保険室に登校すると。
真由美が水着姿でいる。
寂しい胸元を白いビキニが包んでいた。
それでもそれなりの色気はあった。
「今日はリアルクラッシャーの水着イベントだよ」
なるほど、サブカルチャーに有りがちな水着イベントか。
真由美が何故、水着かと考えるのは止そう。
わたしもリアルクラッシャーにインすると。
ホントだ、水着イベントである。
わたしは不意に真由美を見ると赤のビキニを持っている。
「ワクワク……」
だいたい伝わった、わたしに着ろ、言うのだ。
仕方なく、わたしは保険室の奥で着替える。
しかし、恥ずかしいなー。
サイズもだいたいあってるし、この水着を何処で手入れたのであろう?
ここで美亜が居ればいいのだが。
死神になったとの言った日から見かけていない。
「あら、可愛い水着ね、先生も着ようかしら」
何を言い出すのか、この保健室の先生は。
不燃物としてゴミに出されてしまうぞ。
空気をよんだのか保険の先生が寂しそうにしている。
「さて」
真由美はブールハワイを片手に窓辺で日光浴を始める。
リアルクラッシャーの水着イベントはしないのかよと思う。
わたしはリアルクラッシャーの水着イベントをこなしていると。
簡単にクリアしてしまう。
この手のイベントはゲームバランスが難しい。
水着イベントは簡単に設定か……。
わたしも真由美の隣でまったりする事にした。
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