ようやく解除の兆し

４月頃から続いた緊急事態宣言もようやく９月末で解除の
方向性が見えてきた。

１０月以降は蔓延防止条例のもと、日常生活への以降と
経済活動の再開が始まるだろう。
今年の緊急事態は本当に期間が長くようやく
解除という感じである。

それでもデルタ株の感染力は
かなり強く、１１月以降の感染爆発は
注意しておかねばいけないだろうと思う。
大阪においては４０代５０代のワクチン摂取者が
ようやく５０％に到達したが、
２０代３０代にいたっては二回目を摂取している割合は
１０％にとどまっている。
この数字を６０％にもっていき、
１０代以上のワクチン摂取率が平均で７０％を超えた時点で
通常生活に戻ることができるであろう。

年末から年明けの人が動く時期に
ワクチンをどれだけ摂取できるかが
大きな分かれ目になるだろう。

そして気になる３回めのブースター摂取は
高齢者を中心に２月から順次開始し
他の年代においては希望者のみ３回目摂取でも
できるのではないかと思う。
２回めの摂取から８ヶ月経過してから３回目を
摂取するのが効果的とされているので
５月以降に順次開始となるだろう。
おそらくそれまでの間にコロナの治療薬が
開発されている可能性が高いと思っている。

そこから来年の年末にかけて
治療薬での対処ができるようになって
晴れてコロナに打ち勝ったと言えるであろう。
しかし、近年のグローバルな往来を見ていると
新たな感染症がまた広がる可能性は高い。
中国よりもインドなどの医療がまだ進んでいない国で
感染症が起こった場合、かなり致死率の高い
ウィルスが猛威を振るう可能性もある。

それ以外にも、感染症と名のつくものは
インフルエンザ、麻疹、水疱瘡など山程あり
これらは薬品メーカーの研究とお医者さんたちの
対処によって爆発的な感染を食い止めてきた。
今回のコロナウイルスの対応は今後来るであろう
感染症のパンデミックに対応するための学習期間と
思ったほうがよさそうである。