蘭展に行ってきた

ちょうど木曜日に仕事が一段落してから
鶴見緑地に行ってきたのだ。
目的は某氏が好きな蘭の花の展覧会があるから。
写真を撮ってプレゼントしようと思ったのだった。

家から鶴見緑地へは電車で２０分ほど、
いつも鶴見緑地駅にやってくると思い出すのは
自分が幼稚園の時に開かれた花博のことである。

鶴見緑地は花博の会場で、私が幼い頃何度か
連れて行ってもらったのだ。
その時のメインパビリオンが咲くやこの花館である。
そしてランドマークであったいのちの塔は今年老朽化のために
取り壊されるらしい。結構大きな建物なので最後に展望台から
景色を見ることができればいいなーと思うけれどそうもいかないらしい。

平日の昼さがりだが鶴見緑地は高齢者から若い人から
いろんな人がやってきていた。
咲くやこの花館に入って見ると、やってきていたのは
爺ちゃん婆ちゃんがほとんどであった。
おそらく平日の１日の入場者は１００人のいかないのでは
と思われる。

蘭展は入場料さえ払えば誰でも見れるのだが
どれも花がとても大きく、可憐であった。
どうやら蘭の良さは花の大きさで決まるようだった。
甘くて優しい香りが心を和ませる。

そして常設展示を見たのだが
植物園に行くと、必ずといっていいほど
驚きと発見がある。
植物というのは人間の予想の斜め上を行く進化を
遂げていて、茎や葉、花も個性的な形である。
大きなサボテンなんかを見ていると溢れ出るようなパワー
を感じたりもする。植物ってやっぱり面白い。
美しいというのもあるけど、自分が置かれた環境でどう
工夫して生きるかというお手本のような生き物のような気がする。

一通り展示室を見てから家に帰る。
たまにはこういう植物を見て
生き物のパワーをもらうのもいいかも。