完全ワイヤレスって？

去年、音に惚れ込んで購入したJVCのブルートゥース対応
イヤホンが突如電源が入らなくなってしまい充電するも回復しなくなった。

今まで使用していたブルートゥースのイヤホンは
ケーブルがついていて、首からかけて使うものが多かった。
この方が落ちにくいしなんせパッと外せるので便利なのだ。
しかし、高音質となるとやはりそれなりにごっついものになり
首周りに圧迫感もでる。それよりもプラプラと垂れ下がる
イヤホンがいつなにかに挟んでちぎれるんじゃないかと不安にもなる。
幸い、前回使っていたものはちぎれることはなかったけれど
やはりプラプラするイヤホンは邪魔だなと感じてはいた。

今回はSONYやJBC、アップルなど色々比較して結局JVCのものを購入した。
SONYは私が持っているWALKMANと相性がよくiPhoneに接続すれば
Siriを呼び出すことも可能。価格はヨドバシでは２万円くらいだった。
しかしネックになったのは再生時間。再生時間は３時間となると
この値段で他のメーカーのものならば５時間、６時間くらいなのだ。
そこで同等機能を持っていて再生時間が長めのものを…と選んだのが
JBCとJVCだったのだ。アップルのエアポッズも候補になったのだが
音量の調整ができないというのが引っかかって２種類に絞ることになった。

まずJBCはスピーカーなどを作っている有名音響メーカーで
おそらくイヤホンとしての性能も悪くないと思った。
しっかりと耳にフィットするデザインでスポーツメーカー
アンダーアーマーとコラボしているのでスポーツ時の使用にも耐えられる仕様だ。
価格は１６０００円ほど、こちらの再生時間は５時間くらい。

もう一方は今まで使ってきた日本メーカーのもの。
JVCのLC５０BT。デザインは非常にシンプルで装着していると
わからないくらいコンパクト。それでいて音質もそれなりによく
エアポッズにはない音の調整なども可能。
再生時間は５時間。８月までに購入すると２０００円のキャッシュバックあり。

色々迷ったが女性客がJVCのイヤホンを見て
「これほしい！」と言っているのを見て
やっぱりこれかなーと思った。
SONYのは今まで使ってきて、たしかに便利だった。
でも価格的に私の使い方では持て余しそうだしやはりコスパを
考えるとJVCかなーと思った。

で、結局JVCを購入したのである。
これが初完全ワイヤレスイヤホン。
まずWALKMANとのペアリングであるが
このペアリングは本当に簡単。
完全ワイヤレスイヤホンはだいたい充電用ケースがついていて
そこから出すとスイッチが自動的に入る。
後は相手機械に認証させればペアリングされる。
今まではなにかボタンを押して待っていたような気がするが
蓋を開けるとすぐに繋がるのは便利だ。
iPhoneについても同じくつながる。
ブルートゥース設定をオンにしておけば
イヤホンケースの蓋を開けるだけで自動接続される。

音に関して言えば前回購入したワイヤレスイヤホンは
確かに音質が良かったがブチブチと切れることが多かった。
これはブルートゥースの規格が古いためで、今現在の上位機種のものは
ブルートゥースの新規格で接続するため途切れにくくなった。
音に関しては有線と比べるとやはり劣るかと思われる。
といっても、私が使用しているWALKMANは下位モデルなので
ハイレゾ対応のものを使うとまた違うかもしれない。
というか、ハイレゾを聞こうと思ったらハイレゾ対応イヤホンじゃないと
意味ないのだが。

置き場所もケースにまとめておけるため
イヤホンのようにカバンの中でごちゃごちゃに絡まることもない。
しかしこのコンパクトさはネックでもある。
ケースタイプになると、身につけられないため
いざ外出となったときにイヤホンがないなんてことも考えられる。
また、周りの音が聞きたいときにさっと首にかけられないのも気になる。
まぁ、一時停止してしまえばいいのだが。

一番心配な、動いたら落ちるんじゃないのかという点については
JVCの一番大きいイヤーカバーを使えば大丈夫であった。
気になる人はJVCのオプションで販売されているものを購入したほうが
もっとフィットするような気がする。でも付属のものでいえば
一番大きいものが一番安心なような気がする。

操作性については、買う前はちょっとわからなかったのだが
イヤホンをつまんでボタンを押し込むものだった。
これが便利かと言えば、もう少し指でトントンと叩くだけで
反応してくれればいいなーと個人的な見解。
この点の操作性はエアポッズの方が遥かに便利に感じる。

とりあえず、完全ワイヤレスイヤホンをしばらくつかってみよう。