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2019年07月19日00:19

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花ひとつ添えるな

ちょうど昨日のこと、お昼前に起きて
ヤフーニュースを見ると京都アニメーションに
放火魔が入って多数の負傷者が出ているというニュースが飛び込んできた。

京都アニメと言えばヲタクで知らない人はいない
作画、物語ともクオリティの高い日本アニメを制作する
純国産アニメスタジオである。

犯人はスタジオにガソリンを撒いた後火をつけ
自身は現場から逃げた先で取り押さえられた。
犠牲者は今も増え続けており、ネットニュースで
見るたびにこちらも気持ちが落ち込んでしまう。
アニメスタジオで懸命に働いているクリエイターたちに
何の過ちがあってこんな理不尽な目に合わなければいけないのだろうか?

犯人は作品をパクられたと言われているが
おそらくそれはネタとして頭にあっただけのものであって
形にすることができなかった時点でパクられたもなにも
そこで終わっているのだ。

ふと代アニに通っていたときに彼と同じ感じの
受講生がいたことを思い出した。
まぁ、創作界隈にいる人達って変なやつが多いんだけれど
40歳を超えているにもかかわらず、自身のこだわりや
妄想だけが強くてその話ばかりをして一向に漫画を描きやがらない
おっさんがいたのだ。

先生の前で必死に自分の頭の中にあるネタをさも
壮大に語るのであるが第三者からみてもそれは
なにかわからないのである。
そのおっさんは先生から「もう、いいから漫画にそれ描いてきて」
と言われて翌週、学校に来なくなった。
こういう人は自分のネタや妄想と似た漫画やアニメを
見ると俺が考えたのに!と思うらしい。

しかしまて、こうした頭に思いついたアイデアは
ネタと称されているが、このネタという言葉を当てるのは
アイデアというものが料理で言うところの食材に近いからだ。
だからその食材は調理しなければ食べられないし
料理として提供しなければ自分以外の誰もその味がわからないのだ。
さらに言えば、ネタには賞味期限があって出たばかりの
ときは新鮮に違いないのだが時を減ればそれは古いものになる。
それを熟成できる人は作家として成就している人でつねにネタを新しく
作り変えている人のみである。

黒子のバスケの作者に脅迫文を送り続けていた
おっさんも同じだ。
結局、自分が創作者として努力も苦労もしなかったのに
成功した人たちに対して勝手に嫉妬しそれを自分の都合のよいように
解釈して暴力で征服しようとする。
こうなるともう人間として終了だ。

こうした歪んだ敗北者たちは
芸術において存在する意味もない。
法律がなんと言おうが、医学的に根拠を示されようが
何の意味もない。

極刑にして葬りさるべき。
そして花ひとつ添えるな。


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