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2013年02月08日01:36

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ポルの惑星

ちょっと先の未来。
地球から木星へ単身赴任に来ていた
30歳の会社員A。三年ぶりに故郷の
地球に帰ろうと宇宙船に乗って飛び出したところ、宇宙嵐に飲み込まれ知らない星にたどり着いた。

宇宙船のエンジンも壊れ
救助信号だして救助を待つ。
彼は家族がいない。だからこんな太陽系の
最果ての業務に抜擢されたのだ。
女性ももちろん知らない。
彼の頭にあるのは本部への業務連絡と
昇進であった。

外は空気があるようで歩き回れた。
彼は外に出た。それは何かが地平線の彼方に
見えたからだ。何だろう。

そに影を追いかけていくと
それは裸の女性だった。
彼を見ながら微笑んでいる。
それは偶然さっき読んでいた本に挟まっていた
写真の女性だった。

その女性が自分のところへ近づいてくる
突然抱きしめられキスされた彼は
慌てて女性を振りほどく。

急いで走って宇宙船に戻る。
しかしそこにはまたあの女性がいる。
なぜだ?その時警報音がなり彼は
ふと我に返る。救助信号が届いたらしい。
話を聞くと今自分が飛ばされているところは
遊星Sという星で、特殊なエネルギー派が
観測されている星だという。
そこにたどり着いた人間は彼が最初。
社長はその星での調査を彼に言い渡す。
企業としてはこの星のエネルギーが気になるのだ。

救助は10日前後かかるという。
それまでに彼はこの惑星Sの調査に当たることになった。彼はさっきまで部屋にいた女性が消えたことに気がついた。
いやそんなことよりもこの惑星を調べて
エネルギー資源を発見できれば
未来は安泰だ。

彼は外に出かける。
誰もいない惑星の広い荒野を歩く。
持って来た水がなくなりチェっと思っていると。目の前に泉が現れる何だ?どうしていきなり?

そうか、この星のエネルギはー
イメージを具現化するのか!
彼はコップに入った水を思い浮かべた
すると水はコップいっぱいの水になった。

こいつはすごい!

彼はそれから研究を重ねる。
これを地球に持ち込めば
人々の生活は一変する。
人類の文明を変えるようなエネルギーだった。
彼は宇宙船の中で胸を高鳴らせる。
しかし救助は一向にこなかった。

彼は想像の世界を具現化させて
遊ぶようになった。食べ物、動物、
しかしそれは味がしなかったり鳴き声がなかったり、動かなかったり、時には得体のしれない
ものさえ現れた。

思考が錯乱すると得体のしれない生き物を
生み出すこともあった。それが自分に
襲いかかる。あらゆるものが融合した
生物を忘れるには唯一方法があった。
それは女性の写真を見ることだった。
そうすると得体のしれない生物は女性に変わる。

ある時、彼女はしゃべり出した。
ねぇ、あなた私のこと好きでしょう?
想像した女性から話しかけられて彼は困惑した。彼女は彼の深層心理を彼の前で語り始める。

本当はあなたは寂しがりや
仕事仕事って自分を騙してるけど
そうやって強がっているだけ。
彼女は言った。
ここはあなたと私だけの世界
あなたは頑なに私を拒むけど
強がってるっだけよね。
わかるもの、私はあなたから生まれたんだから。

彼女は彼の手をとって自分の胸に当てた。
そこから何か線がきれたように
彼は彼女と交わるようになってしまった。

すべての生活が彼女になった
外には乳房の形をしたものが風船のように
空をただとっている。女性のお尻のような
山もある。地面からすらっと長い色白の
足が何本も生えている。

いつしかそれは大きな女性の姿へと
変貌し、またを広げて座っているような
姿勢になった。彼は彼女のスラリと伸びた
足の間にある未知なる部分へ入って行くのだった。

後日、その星へ救助隊がやってきた。
そこには彼はいなかった
居たのは宇宙に漂う大きな赤ん坊。
何かに包まれている。

赤ん坊は宇宙の彼方へといってしまった。

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