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2019年10月17日09:21

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JR西日本など、瀬戸内海の観光型高速旅客船の建造に着手 #船旅へのいざないシリーズ #内航船の日

画像は2019年10月16日付JR西日本のニュースリリースのスクリーンショット。



西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区芝田二丁目4番24号)と瀬戸内海汽船株式会社(広島市南区宇品海岸1丁目13-13宇品港湾ビル1F)と国土交通省中国運輸局(広島市中区上八丁堀6番30号広島合同庁舎4号館)と独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市中区本町6-50-1横浜アイランドタワー24階)の4者連名で、昨日(2016/10/16)旅客船の建造の詳細が発表されました。

(以下コピペ)

 JR西日本グループおよび、瀬戸内海汽船グループは、2019年5月8日に締結した「せとうちエリアの海事観光の振興に向けた連携協定」に基づき、観光型高速クルーザーの開発・導入について具体的な検討を進めてまいりましたが、このたびクルーザーの船舶名・デザイン・仕様などが決定し、まもなく建造に着手いたしますので、お知らせします。
 2020年夏のオリンピック・パラリンピック開催時期にあわせた竣工・お披露目を目指しており、同年秋の「せとうち広島 デスティネーションキャンペーン」開催期間をはじめ、国内外からの多くのお客様にご利用いただけることを期待しております。

詳細
1 新造する観光型高速クルーザーの概要について
(1)船舶名称
 「SEA SPICA」(シー・スピカ)

(2)運航エリア
 広島港(宇品)と三原港とを結ぶ、とびしま海道・しまなみ海道エリア
 航路名称:「瀬戸内しまたびライン(Setouchi Shimatabi Line)」
 運航主体:瀬戸内シーライン株式会社

(3)船舶仕様のポイント(※デザインイメージは↑図参照)
 ・瀬戸内の多島美をぜいたくかつ効率よく楽しむための設備および高速性能を具備(デッキを含めたバリアフリー対応)
 ・外国人観光客にも快適にご利用いただける船内案内設備
 ・旅行会社によるチャーターにも適した90人程度の座席定員

(4)建造主
 株式会社瀬戸内島たびコーポレーションおよび独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構

(5)造船所
 瀬戸内クラフト株式会社(広島県尾道市)

2 STU48の「SEA SPICA」アンバサダー就任について
 「SEA SPICA」アンバサダーに、STU48が就任することが決定しました。
 STU48の皆さんには、新船舶完成までの造船工程をレポートしていただくことなどを通じて、瀬戸内の島々をめぐる観光の魅力を全国に発信していただく予定です。

 (STU48について)
 ・国内6番目のAKB48姉妹グループとして2017年3月に誕生。
 ・「瀬戸内」エリアを本拠地とし、「1つの海、7つの県」を中心に活動するAKB48グループ初の広域アイドルグループ。
 ・瀬戸内(SeToUchi)の頭文字からSTU48(エスティーユー フォーティエイト)と命名される。
 ・瀬戸内海を主とした船上劇場というスタイルで、歌とダンス・トークから構成される公演を各港で展開中。

3 海事観光の推進に向けた官民の連携について
 本船の建造にあたっては、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)が2018年度に創設した「国内クルーズ船」の共有建造制度活用の、第一号案件として2019年9月17日に内定を受けたところです。
 今回の新造船舶の導入を海事観光の推進につなげ、国土交通省が海や船をより多くの方々に楽しんでいただくことを目指して推進する「C to Seaプロジェクト」にもせとうちエリアから貢献し、誘客拡大を目指します。

(コピペ終わり)

JRグループ6社が、地方自治体、地元観光事業者、旅行会社と一体となって集客を図るでデスティネーションキャンペーンですが、来年の秋冬(2020年10月1日〜12月31日)には広島県とその周辺地域 (岩国・今治・松山・倉敷等)にて「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」が開催されることが決まっています。

上記の新造船の他に、キハ47系気動車(国鉄からの継承車両)2両編成を改装して、呉線および山陽線(宮島口〜尾道駅間)を運転することも同日発表されています。



鉄道の呉線は、単線区間が殆どで速度は遅いものの、山陽本線が山間を通るのに対し、瀬戸内の海岸線を丹念に曲がりくねりながらゆっくりと走るので、景色は大変良い線路です。

言うまでもなく、呉線沿いの沖合を船で通っても大変風光明媚です。



京都の嵯峨嵐山駅前から出ているトロッコ列車で、川沿いの線路をゆっくり亀岡まで遡り、保津川下りで嵐山に戻って来るのは、すっかり定番の観光コースになっています。

同様に往路と復路で列車と船とをうまく接続させるようにダイヤを組めば、列車も船も往復とも乗客を乗せられるので、キャンペーン終了後も有望な観光路線に育てることが出来そうです。

18歳の時大鉄局の採用試験に落ちた(笑)元国鉄マニアにして現在は商船ヲタクの私としては、「すっかり移動の手段になってしまった」列車と「移動の手段の選択肢にさえ上がらなくなってしまった船舶」が、ゆっくり景色を楽しむ「旅行手段」のひとつとして再認識さえることを願って已みません。



では、当シリーズ恒例のJTBさんのCMのパクリで終わりますので、常連の皆さんは御唱和ください。

地球の7割は海です。そして日本は島国です。出かけませんか、船旅へ。
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