写真は、広島県尾道市山波町1005にある、尾道造船株式会社尾道造船所で撮影したもの。
この稿は、いつもの通り、原稿をスマホのメールに書いて保存しておいて、当日撮影した写真を貼り付けて即時投稿しましたが、いつもとは違い、翌朝(2月23日)に編集しています。
2019年2月22日(金)13:20に開式された進水式は、この造船所の第754番船で、船主になるTriton Navigation B.V.という会社が発注したプロダクトタンカーです。
一般的日本人は、タンカーと聞けば原油輸送船を想像されるでしょうね。
海運・造船とも業界では世界中で、荷姿が固体の物を運ぶ貨物船を「カーゴ」と、荷姿が液体の物を運ぶ貨物船を「タンカー」と呼んでいます。
↓の写真は、当日造船所で見学者に配布された資料です(一部ピンボケですが頑張って読んでくださいませ)。
進水式とは、新たに建造された船舶を初めて水に浮かべる作業・儀式のことです。
起工式のあと陸上の工場で建造されてきた物が、船舶の形になり、進水したあとは岸壁に係留され、船内の設備や内装の工程が続き、竣工・引渡となります。
日本の造船所では、進水式の式次第は、どこでもたいてい↑の通りです。
というわけで本船は2019年2月22日13:30頃「KARIMATA(カリマタ)」と命名され、滞りなく進水しました。
おめでとうございます。
尾道造船所では、進水式の日程をウエブサイトで告知し、見学者を受け入れています。
次回は4月20日(土)の予定です。
詳しくは↓のホームページへ。
尾道造船株式会社
http://onozo.co.jp/ja/
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