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2019年01月20日08:03

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城南宮の湯立神楽

画像は城南宮のサイト http://www.jonangu.com/festival1.html より。



京都市伏見区中島鳥羽離宮町7番地にある城南宮(じょうなんぐう)では、毎年1月20日(日)14:00から、湯立神楽(ゆたてかぐら)が行われています。

今年は今日です。

巫女が、1823(文政6)年の銘を持つ大釜の湯を、笹の葉で勢いよく散らして邪気を払い、無病息災・願望成就を祈願し、神事終了後、福笹を特別に授与します。

観覧は無料ですが、福笹特別授与は初穂料1000円です。

詳しくは↑のリンク先へ。



城南宮は、794年の平安京遷都に際し、国常立尊(くにのとこたちのみこと)と八千矛神(やちほこのかみ)と神功皇后(じんぐうこうごう)を祀り、以来都の南方に鎮まり国を守護する城南宮と仰がれています。

平安時代の末に白河上皇がこの地に壮大な離宮を造営して院政を開始すると、政治・文化の中心地となり、祭礼も大いに賑わいました。

『平家物語』の舞台でもあり、当時盛んに行われていた熊野詣での際には、度々上皇方の方除(ほうよけ)の精進所(しょうじんどころ)にあてられ、旅の安全が祈願されました。

今日でも、方除の大社城南宮として篤く信仰され、普請・造作・転宅・旅行・交通安全など、方除の神威もあらたかであり全国よりたくさんの参詣者で賑わっています。

明治時代の幕開けとなった鳥羽・伏見の戦いが始まった所で、薩摩藩が勝利の御礼参りに訪れました。

境内に広がる神苑楽水苑(らくすいえん)には、四季を通じて草花を賞でる人が絶えず、春と秋の年2回行われる「曲水の宴」は、王朝の雅を伝える行事として特に有名です。



城南宮の通常の参拝は、

境内無料
神苑「洛水苑」の拝観
 時間
  9:00〜16:00受付終了16:30閉園
 拝観料
  600円

詳しくは↓のトップページへ。



城南宮へは、

近鉄・地下鉄「竹田(たけだ)」駅6番出口〜線路沿いに南へ、新城南宮道(4車線道路)は無視してさらに線路沿いに南へ、東高瀬川を渡らず城南宮道を西へ、1.2km徒歩約15分。

市バス18の竹田駅経由便・南1・南2・特南2・南3、京阪バス6・6A・24・24A「城南宮東口(じょうなんぐうひがしぐち)」停留所〜西へ徒歩約3分。

R’EX京都らくなんエクスプレス(路線バス・ICカードは使えません)、平日ダイヤの場合は「油小路城南宮(あぶらのこうじじょうなんぐう)」停留所〜西へ徒歩約3分、土休日ダイヤの場合は「城南宮前(城南宮前(じょうなんぐうまえ)」停留所〜すぐ。

城南宮では大型車のお祓いもやっているので広い駐車場がありますが、他へも回る自家用車の方はパーク&ライド http://kanko.city.kyoto.lg.jp/okoshiyasu/kashikoku.html をお勧めします。

パーク&ライドとは、自家用車で市街地や観光地へ直接乗り付けず、高速道路出口付近などの離れたところに駐車して公共交通に乗り換える、移動の度に車という大荷物を運ばなくて済む賢くて快適な方法です。



城南宮トップページ→http://www.jonangu.com/
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