今日のワシントン・ポスト紙ニュース・レターの報道を抄訳して紹介します。
米中間の緊張激化を受けて、西側諸国の報道特派員たちが中国から追い出され始めている。
ワシントン・ポスト紙の特派員は過去40年間で初めて、世界で最多の人口を持つ中国から姿を消すことになるだろう。
他の多くの西側諸国の報道機関と同様に、ワシントン・ポスト紙も米中間の緊張の影響をもろに受ける結果となった。この大事な時に当たって、中国からの情報が大きく制限される事態となるだろう。
ワシントン・ポスト紙の北京駐在主任アンナ・フィフィールドと交代する記者の入国を中国政府が拒否している。フィフィールド主任は自分の意思でこの火曜日に中国を離れ、母国のニュージーランドへ戻って新たな要職についている。
時を同じくして、NYタイムス紙、ウオールストリート・ジャーナル紙とブルームバーグ・ニュースなど中国情報の中心的発信者たちも、新たな特派員の入国を中国政府から拒否されている。今月初めに最後の2名の記者が中国政府により国外追放を受けたオーストラリアは既に一人の特派員も中国に残っていない事態になっている。
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