研究所からアルビオンへ移動した時代の最初の頃は新製品や皮膚の科学をテキスト化する仕事についていました。名前は美容開発課で、かっこ良かったのですが、商品開発から来た商品説明原案を企画課の構成を元にテキスト化していました。
皮膚、細胞、作用メカニズムは手描きで原案をつくり、外部のイラストレーターに制作してもらっていました。この作業そのものは大学時代から好きだったので楽しくやっていました。
自宅ではWindows3.1のPCで写真加工やイラストをペイントソフトで作って遊んでいました。
Windows95になった1967年くらいに手描きだった皮膚や細胞のイラストをPCで描きはじめていました。
ちょうどフリーラジカルがDNAを傷つけることが加齢要因として話題になり始めていたので、習作で描いていた画像が保存されていました。
今みると、その頃から単なる説明図ではなく、インパクトやストーリーを見ただけで伝えるには考えていたのかもしれません。3D風なペイントソフトの彩子というソフトを使っていました。
この次のCGからはテキストや説明スライドに積極的に使うようになりましたが、このイラストは採用にはなりませんでしたが、可能性に関しては説得出来たと記憶しています。だから保存していたのでしょう。
題名は「細胞をCGで描き始めた頃」です。
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