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2020年07月02日14:12

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認知症は高齢者だけの疾患ではない

「誰々さんが家を出たまま行方が分からなくなっています。見かけた人は・・」といった町内放送を聞いたことがある人がいると思うが、認知症が進行すると家への帰り道が分からなくなってしまうのである。

認知症は60歳以上の人に多く見受けられるが、20代や30代であっても認知症になってしまう人がいる。頭部に衝撃を受けたのが原因だったり、脳内に異常なタンパク質が蓄積された場合などと幾つかの原因が示されているが、遺伝的に発症してしまう場合もある。

人は誰しも40歳を過ぎた辺りから物忘れをするようになるが、40歳以前に記憶障害が見られる人は「若年性認知症」の可能性が高い。加齢による物忘れは「頭を使い、指先も使う」ことによって脳が活性化し、思考力の衰えは緩やかとなるが、認知症は進行性の疾患なので、今述べたボケ防止は何の効果ももたらさない。

人は誰しも自分の記憶を頼りに判断するが、頭がダメになっている認知症の人でも同じである。そのために「盗まれた」とか「攻撃されている」と言っている人を見かけても、それは認知症の人ならではの振る舞いかもしれず、まともに聞いてしまうと災難を呼び込んでしまうことになるかもしれない。

若年性アルツハイマー病については、以下を参考に。
https://www.sagasix.jp/column/dementia/y-alzheimer/

■認知症不明者、昨年1.7万人=7年連続増―警察庁
(時事通信社 - 07月02日 10:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6142021
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