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2020年02月20日17:36

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バイオハザードへの意識が甘すぎた結果だ

日本では国立感染症研究所にバイオハザード委員会が設けられ、米国の取扱基準を参考にしつつ病原体の危険度の分類を行なってきた。そしてバイオハザードへの防止策として物理的に病原菌隔離する(物理的封じ込め)並びに宿主を管理する生物的管理(生物的封じ込め)が最も効果的とされたが、クルーズ船では前者の「物理的封じ込め」を行うことは不可能と等しいために、後者の宿主(いわゆるウイルスの保菌者)を隔離する方法とされた。

ところが宿主を船室に閉じ込めず、宿主が船内をほぼ自由に移動できるようにしていために、宿主を介して感染が広まることとなった。しかもクルーズ船の全体を菌が通過できない膜で覆わずむき出し状態であったため、宿主が撒き散らすウイルスが船外まで広がってしまうこととなった。
陸地から遠く離れた洋上であればウイルスの影響は船内だけに留めることが出来たものの、港の岸壁に接岸したままなので事態はより深刻となり、陸地にいる者まで感染してしまう事態となった。ただ潜伏期間の関係で発症に至ってないか、発症してても時期柄インフルエンザとして捉えられていることが考えられる。

しかもクルーズ船に乗っていた者を下船後に隔離せず、公共機関を使って帰宅をさせるという呆れることをしてしまったために感染は全国に飛び火をしてしまうこととなった。


■厚労省と内閣官房の職員が新たに感染 クルーズ船で業務
(朝日新聞デジタル - 02月20日 15:33)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5980420
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