mixiユーザー(id:514527)

2020年01月29日04:11

198 view

正論とは反論できない主張のことである

個々人の能力には差があるために、同一の主張に対して反論できる人、反論できない人に分かれる。そのために反論ができない人からすれば正論であるが、反論できる人からすれば正論などではない。

しかしこの記事で述べられてることはこのような意味の正論ではない。これこれの方法を用いれば「相手は言いなりになるはずだ」といった行為のことで、ゴミ出しの件についていえば、「虎の威を借る狐」の如くの振る舞いをすることによって、「自分は上位に位置しているのだ」といった自己満足を得ることを目的にしたもののことを正論になぞらえてるだけのことである。

日本人には権威に弱い人が少なくないために「多くの人が」とか「専門家が」と述べて、自身の主張が権威があるように示そうとする人がいる。それは物事の判断基準を「都合良い、都合悪い」にしてしまってるために、自身の考えに確固たる自信がなく、そのために他者の意見に流されてしまいやすい人がいるためだ。

満員電車の件についても同様で、『「こんな混む時間帯に皆の迷惑よ。今日は“日本のマナー”について書くわ」と息巻く』のは、「多数者の代表として振る舞った」としてしまいたいためである。
ところが冒頭で述べたように個々人の能力には差があるので、「凡人が100人集まれば天才の能力を凌ぐ」といったような言葉はない。にも関わらず知的能力が、物理の世界でと同様に作用すると思い込み、「誰が賛成してるのか? こちらの意見に賛同する人の数が多いのだぞ」といった馬鹿の極みを見せつける人がたまにいる。

私のように論理の整合を重視して真偽を判断してきた者にしてみればお笑いごとだが、徹頭徹尾論で闘う世界に身をおいたことのない未開人には、人海戦術しか思い浮かべられないのは最もということもできる。




■“正論症候群”が増加中 自分の正しさを吠えまくる原因は?
(AERA dot. - 01月28日 16:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5952175
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年01月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031