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2020年01月20日21:46

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幻覚をもたらす薬物を服用したことはありませんが

人は変節するもので誰しも例外ではありません。「当時とは状況が異なる」「大勢が変わった」といった自分本位の理由によって、他者からは「約束を違えた」「裏切り者」として捉えられることになります。

植松聖の頭の良さは発言から明らかですが、彼の変節の理由は「論理の破綻」だと思われます。それは「何のために生かしておくのか」を突き詰めれば、「役たたずは処分してしまうべきだ」という考えに行き着くものだからです。
ただこの考えは世間一般からは受け入られません。日本人は西洋人からすれば「傷ついた獣を死ぬまで苦しめる」残酷な民族なので、助からないと分かっている生き物を「死ぬまで見守ろう」とします。そのために安楽死についても今だに喧々諤々の状態で、治療を辞めるという「消極的方法」しか行われてません。

なので国が「積極的安楽死」に着手しないのであれば、自らが先導役になろうと決意して実行に移したと見て取れます。そしてそのことによって現在の大勢に「風穴を開けられる」と思っていただろうし、「神のお告げ。俺は救世主」と表明するのは無理からんことです。

植松聖は逮捕された後の記者の質問に「死刑になるとは思っていない」「懲役20年ぐらいだろう」などと話していますが、それは行動が及ぼす影響に絶大なる自信があったためでしょう。
しかし世間の反応は植松聖が思い描いたこととは異なり、「旧来の考え」を念仏のごとく唱える有様です。なので彼は失望感を味わっているものと思われますが、裁判の場において「悪びれる姿勢」を表さないのは、彼の信念は今だに心のなかで息づいているためでしょう。


■殺害計画の代筆依頼、勧誘も=被告の友人ら調書―相模原事件公判
(時事通信社 - 01月20日 19:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5942520
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