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2019年11月18日20:24

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天皇と臣民たちの集いというわけですな

先般、ナルヒトが天皇職に就任したのに併せて「国民祭典」なる名称の催し物が執り行われた。その状況はメディアによって伝えられたが「臣民の祭典」と呼ぶべき異様な状態であった。

臣民とは
>一般に君主国において君主の支配対象とされる者をいい,日本では,通例大日本帝国憲法下における皇族以外の国民を称し,天皇への絶対的服従がその規範であった。日本国憲法で主権在民が宣せられ,臣民の語は消えた。

のことだが、掛け声のもとに「天皇万歳」と何度も唱えられ、「戦前体制」を彷彿させる状況であった。この国民祭典ならぬ「臣民祭典」に出席した人の名は判明しているが、今回の「天皇と臣民たちの集い」の両方に出席している人の名があった。
それは作家の林真理子だが、細かく見てゆけば他にも両方に出席した人がいることであろう。

日本国憲法には天皇を含む皇族に関わる定めがある。それは第十四条第二項の
>華族その他の貴族の制度は、これを認めない。

のことであるが、自民党政府及び自民党議員を含む右翼議員はこの条文をなし崩しにしてきた。それは憲法で国民主権が謳われているにも関わらず、君が代を国歌と定める法律を「日の丸」と抱き合わせた法律を作ってしまったことで、しかも歌詞を変えないありさまでは「国民主権を否定する」ものとなってしまってる。

君が代は天皇の治世を称える詩として作られたが、戦前においてすら国歌と定められなかった。その事情はともかくとして、日本国憲法の下では不適な歌詞である。それは今は「天皇の治世ではない」からだ。
そのために君が代を国歌として採用するのであれば歌詞の改変が必須で、最後の「苔のむすまで」を「苔のむすまでではなかったなあー」とするべきである。そしてまた「なかったなあー」を三度繰り返したり、「ぎゃはっはー」を付け足すなどし「天皇への嘲笑」を高らかに盛り込んでこそ、今の日本の国歌として相応しいものとなるのである。



■「大嘗祭」終了に両陛下が感謝 供え物に食品ロス対策も
(朝日新聞デジタル - 11月18日 19:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5869105
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